沖縄知事選、宜野湾市長選ダブル選挙へ 佐喜真淳氏後継に松川正則副市長が出馬表明

 沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の佐喜真淳(さきま・あつし)市長(54)の知事選出馬に伴う市長選に向け、松川正則副市長(64)が宜野湾市内で記者会見し、立候補する意向を表明した。佐喜真氏も同席し、「知事選挙と同時になるということで、短期の市長選になる」と述べ、松川氏への支持を訴えた。知事選は9月23日、30日投開票が有力視されている。

 松川氏は「佐喜真市政を継承し、宜野湾市を発展させることが必要と判断した」と述べた。政府が名護市辺野古への移設を計画する米軍普天間飛行場(宜野湾市)の早期の危険性除去を目指す考えも強調した。

 宜野湾市長選をめぐっては、9月9日に市議選を控えており、地元では市議選と市長選の同日選を求める声もあった。一方で「知事選前に宜野湾市長選で敗れることがあれば知事選に悪影響を与える」として、県連幹部は知事選と市長選の同日選を求めていた。

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