アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

昭和

2024/05/01
「昭和」が終わったのは、私が小学6年生の時のお正月でした。「昭和64年」は冬休み中にあっと言う間に終わり、次に登校した時には「平成元年」に。子供ながらに「今、歴史の大きな転換点を生きている」という実感がありました。
ですから、私は小学校が昭和の最後の年度である「昭和63年度 卒業」で、中学校が平成最初の新入生「平成元年度 入学」。ちょっと自慢です。

ところで、今年の春、我が息子は中学1年生になりました。初めての学ラン、初めての電車通学、初対面の先生やお友達、そして、初めての部活。初めてづくしで、親の方が緊張の毎日です。

入学式翌日の朝の登校時、息子に「ついてこなくていいから」と言われたものの、心配性の私は、こっそり息子を尾行。すると、駅で早速、友達と合流し、おしゃべりしながら楽しそうに学校へ向かう様子が見られました。ほっと一安心し、探偵ごっこは終了。

昭和生まれの私が中学生の時は、初対面の友達とこんなに早く打ち解けられたかしら…?もっと人見知りだったよなあ…と思うと、
「令和」の中学生の適応能力はすごいなと感じる、今日この頃です。
ちなみに、息子に怒られるので、尾行はもうしません。

☆写真は…、息子の通学用の革靴と私の靴。靴のサイズもあっという間に私より大きくなりました!
アナ・ログ、続いては堤アナウンサーです。

昭和

2024/04/30
松任谷由実さんのYouTubeチャンネルに
アップロードされている
「リフレインが叫んでる」のMVを
たまに寝る前に見て聴いています。

リリースは1988年(昭和63年)
MVには数組の男女が登場するのですが、
そのヘアスタイルやファッションに惹かれます。

赤リップ、ソバージュ、トサカ前髪、太眉、
ビックシルエットのシャツ。

80年代のバブルの雰囲気と相まって、
真似しようと思っても真似できない華やかさがあります。

この時代にこういうファッションができる年齢に
生まれてみたかったとも思いますし、
もしもタイムスリップできるなら、
この時代に派手なファッションで街を練り歩いてみたいです。

タイムスリップは叶いませんが、
MVを見ながら追体験をして昭和末期の雰囲気にひたります。

写真は大河原町の一目千本桜から中継をしたときのものです。
ライトアップされた満開の夜桜が延々と続く景色が圧巻でした。

次は寺田さんです。

昭和

2024/04/26
本日から新しいお題「昭和」です。
私は1988年・昭和63年生まれなので、ギリギリの昭和生まれになります。自分の学年には「昭和63年」「昭和64年」「平成元年」生まれが混在していた感じですね。昭和64年は1月7日まででしたので、かなり珍しいですよね。友人でも2~3人しかいません(知らないだけかもしれませんが笑)。

最近触れた「昭和」と言えばウイスキーです。
昭和の時代に作られた『特級』ウイスキー、つまり古酒を飲みました。ウイスキーの特級とは、1989年に廃止された酒税法における級別制度の区分の一つであり、その中でも最高の段階にあるウイスキーに付けられる等級です。いくつか基準はあったらしいですが、特に重視されていたのは原酒混和率だそうです。原酒混和率が高いほど税金が多く課せられることから、特級のウイスキーは非常に高価で、当時は憧れの対象だったとのこと。私の両親からもそんな話を聞いたことがあります。ちなみにそのときのウイスキーの級別制度は二級、一級、特級の三等級に分類されていました。はるか昔には五級まであったそうです。
私が飲んだものも35年以上前のウイスキーでした。ウイスキーは保存状態が良ければ長期的に保管できるお酒であるため、今から数十年前のお酒であっても飲んで問題はないそうです(保存状態によって劣化する場合はもちろんあります)。どんなものかなと思って試してみたのですが、かなり円やかで美味でした。当たりだったのかもしれませんね。令和6年になって某人気ウイスキーたちの値上げが激しすぎるので、最近は手頃に飲める美味しいものを探し続けています。

良い感じのウイスキーの写真が見当たらなかったので、全然関係ありませんが昭和のシンボル・東京タワーです!この通りから見える東京タワーの景色…結構好きなんですよね。


お次は千坂アナウンサーです!