小池知事、進次郎大臣に「心・技・体による発信を」

定例会見に臨む小池百合子都知事(撮影・中山知子)

東京都の小池百合子知事は27日の会見で、小泉進次郎環境相の言動が波紋を呼んでいることの受け止めを問われ、「環境問題のみならず、『心・技・体』の3つを合わせる中、国民や世界を引き込むような発信が必要」とアドバイスした。

「心技体」は、小池氏が政策全般で重要視する観点。「心は意識、技は技術、体は体制、制度。(セクシーなど)1つ1つの感想は申し上げないが、日本の環境大臣としてしっかり発信してほしい」。進次郎氏は26日まで滞在した米ニューヨークで国連会合に出席した際、都が掲げる脱炭素化目標を紹介しており、小池氏は「東京の気候変動対策に触れていただいたのは、ありがたい」とも話した。