新規国債 10年連続減へ
来年度、増税効果で財源確保
政府は2020年度の新規国債発行(建設国債と赤字国債)を32兆円台半ばとする方向で調整に入った。当初予算ベースでは19年度の32.7兆円より少なくし、10年連続で前年より減らす。20年度予算案の一般会計の歳出総額は過去最大の102兆円台後半になりそうだが、19年10月の消費増税の効果が年間を通じてフルに効くとみて、国債発行を抑えても財源を確保できると判断した。
政府は20年度予算案を20日に閣議...
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