「後ろから誰かついてくると思ったら子猫だった」　夜道で保護された子猫の姿に思わず涙がこぼれる

　Twitterユーザーのたいちゃんさんが投稿した、子猫を拾ってから保護するまでのお話が優しさにあふれています。

　この日たいちゃんさんが夜道を歩いていると、後ろから誰かがついてくる気配がしたそうです。何事かと振り向いてみると、なんと白っぽい猫ちゃんと黒っぽい猫ちゃんが2匹そろって小さな足を一生懸命に動かし、後をついてくるではありませんか。

　少し歩いてみても必死な様子で後をついてくる2匹は、たいちゃんさんの足元に近寄ると何かを訴えるように「にゃあ」と鳴きます。気になって辺りを探してみると、毛布にくるまれた状態でもう1匹茶トラの子猫が捨てられていたんだとか……。

　特に茶トラちゃんが弱って寒そうにしていたため、保護して連れ帰ることにしたというたいちゃんさん。白っぽい猫ちゃんと黒っぽい猫ちゃんは体が小さくて弱ってしまった茶トラちゃんのことが心配で、必死になって助けてくれる人を探していたのかもしれません。

　なお病院に連れて行ったところ3匹とも風邪をひいていたものの、幸いにも軽症で経過観察しながら目薬をさしていけば元気になるだろうとのこと。3匹とも助かって、優しい人に保護してもらえて本当に良かったです。

　こちらのツイートには「かわいい」「優しい人に出会えてよかった」というコメントや同じく保護され、元気に育った猫ちゃんたちの写真やお話がたくさん寄せられています。

　子猫の保護主であるたいちゃんさんは絶滅したと考えられている動物”ニホンカワウソ”を探す活動を行い、その様子をブログ「ニホンカワウソみつけ隊」にまとめています。Twitter（@NipponKawauso）にはカワウソ探しの記録はもちろん猫ちゃんたちの様子も投稿されているので、今後3匹がどんな風に成長していくのか優しく見守っていきたいですね。

画像提供：たいちゃん@ニホンカワウソ探し中（@NipponKawauso）さん

（三日月 影狼）