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Kento Hayashi Talks about Vacheron Constantin Fiftysix

ヴァシュロン・コンスタンタン「フィフティーシックス」── 林遣都が感じた“不思議な感覚”

17歳でデビューして以来、ただひたすら芝居のことばかり考えて生きてきた。林遣都はいまや映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優だ。そんな彼がつけてみたヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計。老舗マニュファクチュールの新作は、彼に何を伝えたのだろうか?

文・川上康介 写真・前田 晃 スタイリング・菊池陽之介 ヘア&メイク・主代美樹

▲「これからは芝居だけでなく、いろんなことに挑戦して、学んで、吸収していきたい。カッコいい大人になりたいです」

林遣都、フィフティーシックスに出合う

撮影用のドラムセットに座り、スティックを持つ。最初はゆっくり、徐々にスピードをあげて、ドラムやシンバルを叩き始めた。かつてドラマーを演じたときに猛練習したというドラム。傍で聴いているとなかなかの腕前に思えるが。

「いやいや、“叩けます”と胸を張って言えるレベルではありません。ジャズクラブでいい音楽を聴きながら、大人の会話をするとか……そういう時間を過ごすことに憧れはあります。そろそろ芝居だけではなく、いろいろなことに挑戦したいと思っています」

▲「ジャズを聴いたり、クラシックを聴いたり。それで大人の会話ができたら素敵ですね。そんな大人に憧れるし、なりたいと思います」。

そういって目線を落とし、腕時計を見つめる林遣都。この日彼の手首についていたのは、ヴァシュロン・コンスタンタンの「フィフティーシックス」。1755年の創業以来、一度も途絶えることなく操業を続けている最古のマニュファクチュールだ。新作は、1956年に発売された名機「リファレンス6073」をモチーフにしている。クラシカルでありながらモダンな雰囲気。デザインからムーブメントまで、ヴァシュロン・コンスタンタンらしいこだわりを随所に盛り込んだ意欲作であり、デイリーユースにも好適な1本だ。

「とにかくカッコいいです。すごく高級な時計だというのは伝わってくるのですが、だからといって緊張するような感じでもない。不思議な感覚です。つけていて、心地が良く、馴染んでくる感じがします。こんな時計が似合う大人になりたいですね」

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「世の中には悩み苦しんでいる人もいる。僕がそういう役を演じることもある。そんなときにちゃんと寄り添えるような演技ができる役者でいたいです」

これまでは時計やファッションを気にすることはほとんどなかったという。「でも最近は役者としての身だしなみも大切だと思うようになりました」。

久しぶりにドラムのスティックを持ったそうだが、その姿はさすが様になっている。「ドラマ叩けます!って胸を張って言えるほどではありません」。

フィフティーシックス・オートマティック
自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥1,280,000

フィフティーシックス・オートマティック
自動巻き、18Kピンクゴールドケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥2,130,000

フィフティーシックス・デイ/デイト
自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥1,900,000

フィフティーシックス・デイ/デイト
自動巻き、18Kピンクゴールドケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥3,550,000

フィフティーシックス・コンプリートカレンダー
自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥2,500,000

フィフティーシックス・トゥールビヨン
今秋発表したばかりのフィフティーシックス最新モデル。18Kピンクゴールドケース x アリゲーターストラップ、ケース径41mm。時価¥13,500,000(2018年11月現在)、2019年4月ごろ発売予定。
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これまでは時計やファッションを気にすることはほとんどなかったという。「でも最近は役者としての身だしなみも大切だと思うようになりました」。

久しぶりにドラムのスティックを持ったそうだが、その姿はさすが様になっている。「ドラマ叩けます!って胸を張って言えるほどではありません」。

フィフティーシックス・オートマティック
自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥1,280,000

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自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥1,900,000

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自動巻き、ステンレススティールケース x アリゲーターストラップ、ケース径40mm、¥2,500,000

フィフティーシックス・トゥールビヨン
今秋発表したばかりのフィフティーシックス最新モデル。18Kピンクゴールドケース x アリゲーターストラップ、ケース径41mm。時価¥13,500,000(2018年11月現在)、2019年4月ごろ発売予定。
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▲ドラマーの役を演じたときは、1カ月ほど猛特訓したという。「ちょっと忘れちゃいました。楽器もちゃんとマスターしたいと思います」。

時間と向き合う年齢になってきた

いつ休んでいるのか不思議に思えるほど、映画やドラマに出演している林。普段は、「人生の半分は役の衣装で過ごしている」という。これまでは時計やファッションに興味を持つこともなかったと語る。

「10代でこの仕事をはじめて、ずっと芝居を中心に人生を送ってきました。私生活も芝居のために使うようにしてきました。物欲より、まずは芝居。時計やクルマなどは、自分の中身が出来上がってからでいいと思っていました。でも最近、先輩の役者の方々と会話しているうちに、身だしなみも大切だと思うようになってきました。ある先輩は、自分にとって大切な作品に出あったとき、記念に時計を買うとおっしゃっていました。そうすれば、その時計をつけたときにそのときの気持ちを思い出せると。素敵な考え方だなと思いました。大切に思える時計を持つということは、大切な時間を持つということ。自分もそんなふうに時間と向き合う時期になってきたのかなと思っています」


▲衣装をまといカメラの前に立つと、28歳とは思えない大人っぽい雰囲気に。「いちばん下は小学生、いちばん上は60歳まで演じたことがあります」。

彼にとって、時間は「お金よりなにより大切なもの」。一瞬一瞬を大切に生きることが自分を育ててくれると信じている。話し方は朴訥としていて、大人しそうにも見えるが「時間の使い方に関してはかなり貪欲です」と語る。

「演技が大好きで、芝居をしているときがいちばん楽しい。自分の演技で人の心を動かせることができたと思えた瞬間は、たまらない快感があります。最近は、作品を一緒に演じている仲間たちと『いい芝居ができた』という想いを共有できる瞬間も好き。誰も言葉にはしませんが、現場が『やった!』という空気に包まれるときがあるんです。そういうときは本当にうれしいし、役者をやっていてよかったなと思います。でもそんな瞬間を迎えるために大切なのは、自分を磨き続けること。いろんな経験をして、いろんな感情を持ち、いろんな人と出あい、話し、知識を身につける。それがどんな役、どんな演技でもブレない自分を作っていくと信じています。時間はいくらあっても足りない。芝居をしている時間以外も芝居のために使いたいです」

▲ヴァシュロン・コンスタンタンについては、「正直ほとんど知りませんでした。でもすごくいい時計だというのは、つけた瞬間に伝わってきました」。

目利きのためのブランド

時間が育てるのは、役者だけではない。ヴァシュロン・コンスタンタンというブランドも263年という時間をかけて、自らの時間を磨き続けた。川を流れる岩は、時間をかけ流れていくうちに、丸い石に変わる。林が時計をつけたとき手首から伝わってきた「不思議な感覚」は、ヴァシュロン・コンスタンタンが長い歴史のなかで磨かれてきたからこそのものなのかもしれない。

「どんな俳優になりたいとか、どんな作品に出たいとか、とくに意識して考えたことはありません。ただしっかり社会とつながっている役者でいたい。普通の生活をして、普通の感覚を持ち、どんな人とも気持ちを共有できる人間でいたいと思っています。世の中には悩み苦しんでいる人もいる。僕がそういう役を演じることもある。そんなときにちゃんと寄り添えるような演技ができる役者でいたいんです」

林遣都は、これからますます素敵な俳優になっていくだろう。彼のように真摯に生きている人間にこそ、この時計をつけてほしい。ヴァシュロン・コンスタンタンは、“connoisseur”(目利き)のためのブランドだ。決して派手ではない。流行するようなブランドでもない。ただムーブメントの見えないところまで、一切の手抜きなくつくられた時計だ。5年後、あるいは10年後、彼はきっと人生の“connoisseur”として、ヴァシュロン・コンスタンタンが似合う大人になっているはずだ。

VACHERON CONSTANTIN
フィフティーシックス・コンプリートカレンダー

「フィフティーシックス」は1956年に発表されたアイコニックなモデル「リファレンス6073」から着想を得た新コレクション。日常使いにも好適なラグジュアリーウォッチであり、ブランドロゴのマルタ十字を組み替えた楔形をモチーフとしたラグが特徴である。フィフティーシックス・コンプリートカレンダーは、月表示を備えたトリプルカレンダー機構に、グラフィカルなムーンフェイズ表示を加えた複雑時計。2つの仕上げが施された文字盤にシルバーのアワーマーカーが映える。SSケース×アリゲーターストラップ、自動巻き、40mm径。¥2,500,000


林 遣都(はやし・けんと)
1990年滋賀県生まれ。2007年、映画『バッテリー』の主演で俳優デビュー。抜群の演技力で、ドラマ、映画、CMで活躍している。待機作として、2019年1月3日放送となる正月時代劇「家康、江戸を建てる」(NHK総合)。また2019年2〜3月シアタートラムにて、三島由紀夫作・舞台「熱帯樹」に出演する。


お問い合わせ

VACHERON CONSTANTIN
ヴァシュロン・コンスタンタン

http://www.vacheron-constantin.com/
Tel.0120-63-1755

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Author:
川上康介
Brand:
ヴァシュロン・コンスタンタン