感応時間・ディアラヴァ…他にもシチュエーションCDはいくつか持ってます!
その中でもダントツでした!
低い評価があることに私は疑問ですが、シナリオ・演技共に☆五つで何ら問題ないと思います。
新撰組は最近ブームもきていますよね。というか、幕末期や、戦国時代がブームというか。
この時期にぶつけるのは正直、それらと比較してしまって、あまりのめりこめないかな、と感じていました。
でも、予想はいい意味で裏切られました。本当に素晴らしい作品です。
いいとこどりというか(笑)
以降、少しネタバレ(※)ふくみます。
(内容)
全体的に切ない印象をうけますね。主人公は好感を持てるタイプだと思います。
どこにでもいる平凡な女の子。気が強いといっても、悪い意味ではなく、あの時代に珍しい真っ直ぐな心を持った女の子です。
両親を目の前で殺されてしまっているのに挫けない強さ。一生懸命自分なりに生きていく姿が好印象でした。
悪い意味ではありませんが、こういったCDで感じる違和感として「え、どこで主人公に惹かれたの?」と疑問に思うところがあると思います。
でも、このCDは、最初から最後までの流れがきちんとしていて、どこで彼女に惹かれたのか、とかそういう点が物凄く丁寧でわかりやすいです。
斎藤さんの態度でいうと、一枚目は、まあ、最初少し冷たいですね。でもそれは当然というか(笑)
新撰組の貫禄が出ていらっしゃいました。心を許してからは、それはもう甘いです。
何だか、ほのぼのするというか。二枚目はそれで片付けられないのですが…(笑)
エロさ的にはR指定でないのが疑問です、ちょっと(笑)
いろいろ聞いている私でも腰にきました(笑)
でも、そのなかにも主人公を想う斎藤さんの気持ちが繊細に表現されていると思います。
愛している、好きだの言葉の愛情表現はありません。
それがまた新鮮でいいのですけど、その愛がちゃんと伝わってくるんです。
もう、最後のトラックは涙が止まりませんでした。
是非、二枚切らずに聞くべきです。長いですが、一旦止めてしまうと、のめり込んでいた気持ちが離れてしまうので。
(演技)
直兄は、声は聞いたことあるけどえーと、誰だったけ?というのが最初の印象で、すみません(笑)
ちゃんと聞く前に調べましたよ。はい。大好きなお方でしたよ!!
この時代、幕末ですしね。声は、20歳ともなればしっかりしているでしょう。
というか、新撰組にいるんだし!!貫禄ないと!!隊長格だし!
印象的には、まだ態度が冷たい辺は、壁を作っている感じで、声が低めですね。
心を開いてからは、本来の自分が出てくるのか、少し声のトーンが高めになります。
嬉しい・楽しい・大好きの三拍子の感情が現れているような…(笑)
そしてまあ、逢瀬篇はすごいです。ちょっとストップ!と思わず叫んでいまいそうな(笑)
実際、もうやめてくれーと思った瞬間に「断る」て切り返されまして心臓はねました。
やあ、なんか全部見透かされたようなタイミングで声が帰ってくるので、聞いていて心臓が…(笑)
涙が出てきたときも「泣くな」と言われますし、余計涙腺が…っ!
もう、とにかくすんばらしいです!!
声の好き嫌いはあると思います。私うるさいほうですし。それでも演技は素晴らしいし、そこを評価すればいいと思います!
私は大満足の作品でした!直兄のファンの方、新撰組ファンの方!聞いて損なしですよ!