HIV第4世代抗原抗体検査
HIV第4世代抗原抗体検査について
HIV第4世代抗原抗体検査は、HIV(エイズウイルス)感染早期から有効な検査方法です。
感染の可能性のある日から30日を経過していれば検査可能で、感染している場合、最短で17日目くらいから陽性反応がでます。
HIV第4世代抗原抗体検査は、
「抗原」= HIVそのもの
「抗体」=「抗原」の侵入後、その抗原に対して体の中で産生されるタンパク
この両方を検出できる検査です。
HIV(エイズ)ウイルスが体内に侵入してから「抗体」ができるまで、通常では4週間ほどかかります。しかし、第4世代のHIV検査では、HIVウイルスそのものである「抗原」を検出できるようになり、さらに早い時期から感染を確認することができるようになりました。
再検査と確認検査
HIVに感染している場合、最短で17目くらいから陽性反応が出ますが、30日を待たずに検査を受け「陰性」だった場合は、感染の可能性のある日から30日以降に再検査する必要があります。
陽性反応が出た場合も、偽陽性(陰性なのに陽性と誤ってでてしまうこと)の可能性があるので、確認検査(NAT検査とHIV・ウエスタンブロット(WB)検査)を受けます。
また、第4世代の抗原抗体検査でわかるのは、HIV1型の感染のみです。HIVU型に感染していないことを確認するためには、危険行為から90日経過後にHIV抗体検査を受ける必要があります。
いずれにしても、90日目以降のHIV抗体検査でT型・U型ともHIVには感染していないことが証明されます。
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