てにす

□中学生っぽくない顔
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「部長、これは何のマネですか」

「え?見てわからないかな?お仕置きだよ」
 

 そう、私はこいつに縛られてる。
 しかも、テニスコートがきれいに見える場所で
 みんなの視線が痛い


「なんでですか?」

「え?君、もしかして分かってないの?」

「はい、」

「あはは、笑えちゃうな」

「笑う前に外してください」

「君さ、今日男の教師と密室で二人っきりになっただろ?」


 あ、なった。科学の先生に用事を頼まれなってしまった。
 ってか、こいつ、ストーカーなのか?どこからみてたんだよ


「あはは、いい度胸だね。」

「え」

「俺にこいつとか、君すごいよ」

「うげ」

「とりあえず、俺はすごく怒ってるから。許してほしいなら、今日は俺の家に泊まりにきて奉仕すること」

「いや、無理です、部長」

「え?何言ってるの?君に拒否権なんてないんだけど」

「中学生同士が泊まりとは、あまりよくないと思うのだが、幸村」

「なに?真田、中学生っぽくない顔して、そんなことがよく言えるね?」

「ぐっ」

「ってか、いいんだよ、あの子は俺の彼女なんだし、俺の好きなように調教じゃなかった、俺の好きなようにしても」



(ってか、赤也、私、部長といつからできてる設定なの?)(いや、俺に言われても知らないっす。)





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