てにす
□sayonara
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卒業式が終わり、皆が写真をとってる
先輩たちのざわざわが聞こえる中、
「結局ね、皆可愛い子が好きなの」
先輩は一個下の学年の
美少女と有名な女を見ながら言った
「俺は先輩の方が可愛いと思うっすけどね」
「赤也はお世辞が上手だね」
先輩は泣きそうな声で言った。
鼻をすする先輩は本当に誰よりも可愛くて美少女
確かにあいつも可愛いが先輩には負ける。
「綺麗っす」
「夕日?」
「先輩が」
「あはは、赤也みたいに可愛い子を好きになればよかったな」
先輩に近寄り、先輩にキスをした。
「本当に好きになってみませんか?」
「赤也、反則だよ」
「すいません」
「ありがと」
にっこりと俺の好きな笑顔を残して
先輩は卒業して行った。
さよなら恋心