誰からも雇われることなく自宅でできる在宅ワーク。それは個人事業主として活動することです。その準備としてパソコンやパソコンの周辺機器、インターネット環境ははもちろんですが、在宅ワーカーとして働くための、あなた自身の気持を固めることも大切です。
時折、私はパソコン初心者です。まだ、メールをするのもやっとです。何も知りません。何もできません。それでも稼げる方法はありませんか?そんなお問い合わせを頂くことがあります。
また、「何もできないのですが、誰でもできる仕事ならお受けできます」そんな方もいます。その場合、仕事を発注する側の立場から見れば、その人をどのようにみるでしょうか?
世の中そんなに甘くありません。まずは考え方を改めて、「自分がなぜ在宅で仕事がしたいのか」について答えを出してみましょう。この場合の人は、自ら怪しい情報へと誘われていく可能性大です!
◆在宅ワークをやりたいと考えたとき最初に準備して欲しいことがあります。
まずは自分の中でチェックしてみてください
・どんな仕事がやりたいのか
・なんのために仕事をやりたいのか
・一ヶ月にいくら収入がほしいのか
・自分にはどんなスキルがあるのか
ただ働きたいとかお金が必要だというのなら、パートや正社員として外で働くと言う方法もあります。でも、なぜあなたは外で働くよりも在宅ワークを選びたいのでしょうか?在宅ワークにはメリットとデメリットがあります。それをよく知った上で、在宅ワークを始めてください。
また、心構えとして、以下の2点についても確認しておきましょう。
◆家族は同意していますか?
自宅を仕事場とするSOHO・在宅ワーカーにとっては、同居する家族の理解は必要です。生活を共にするパートナーや子どもたちの了解を得ないまま、仕事をスタートさせると後々にトラブルの元となる可能性もありますので事前に家族の了解を得ておきましょう。この件、働くことにも理由があり、仕事場を自宅にしたいということにも理由や、その希望があることなので、内緒でするより、何をやるにも事前の理解を得ておけば、わざわざ夫婦喧嘩の原因などをを作ることもないでしょう。
◆自分が一日にどのくらい働けるかを理解している
これは、自分が仕事を受注する時の目安にもなります。自分の生活スタイルを振り返り、無理のない時間配分を考えることが大切です。時間の自己管理ができるところが在宅ワーカーのメリットですから、もちろん自分の都合を優先されてもいいと思います。
ちょっと厳しいことを言ってしまいましたが、在宅ワークには魅力もたくさんあります。家事や子育てをしながら、外に出なくても仕事ができるということは、確かに主婦にとってはうれしいことです。SOHOを対象としたアンケート結果を見ても、大変なこともあるけど、大部分の人がこれからも在宅ワークを続けたいと答えていることを見てもわかります。もちろん私も続けたいと思っています。
ポイントは、自分が確実に働ける時間を確保することです。まだ仕事を受注していない時は、スキルアップの時間にあてるのもよいでしょう。自分自身で仕事と家事、育児をコントロールし、無理のないように進めてみましょう。