わくわく工作実験 <<

ダンボールでちょっと小物工作その3・電池サイズ変換アダプタを作る

単三電池を単二電池に変換するアダプターを超簡単工作。
一般に単2電池(C、SUM-2)は単3電池(AA、SUM-3)に比べると割高(エネルギー量に対するコストが高い)です。これは単3電池の方が圧倒的に流通量が多いからのようです。また、単3電池サイズの方がNiCd(ニカド)電池とかNiMH(ニッケル水素電池)とかも気軽に使えます。

で、単3電池を単2電池に変換するアダプターをダンボール紙で超簡単工作しました。と言っても、単3電池と単2電池では太さが違うだけで、長さ(電極間距離)は同じなのです。だから、単3電池を太くするだけです。プラスチック製の電池サイズ変換アダプタは市販されていますが、お金を出して買わなくても、超簡単に手作りできるのです。

 

追記

単1電池をご使用の場合は下記の追記工作をご覧ください。

 



下図のよういなダンボール紙を単3電池の長さ(約48mm)の幅に切る。


単3電池にクルクルと単2電池と同じ太さになるまで巻いて、
ボンドか粘着テープで固定すれば出来上がり。
電池本体とは接着しない。(電池で型を取る感じ)


こんな感じ。


単2電池用の懐中電灯に入れてみる。

ちゃんと光るよ。
このダンボール製変換アダプタから電池を抜けば電池交換も普通にできる。
これでランニングコストはだいぶん低減する。
これだけ。

もし、少しでも何かの参考にでもなれば、とても嬉しいです。

 

 

 

追記工作・単3を単1電池として使う暫定的アダプターの自作

 

上では単三電池を単二電池化するアダプタを作りましたが、ここでは追記として単一電池化するためのアダプタの作製を行います。単一電池および市販の変換アダプタが入手困難な状況で、どうしても手持ちの単三電池で単一電池用器具を暫定的に使用する必要がある場合等にお試しください。

 

単二電池と異なり単一電池は単三電池と長さが異なりますので、円筒を太くすることに加えて長さも1cmほど長くする必要があることです。ここが上の単二電池化アダプタと異なるところです。

 

材料はこれだけ

材料は、ダンボール紙(不要なうすめのダンボール箱を分解して使用)と家庭用アルミホイルとセロテープ、それと単三電池のみ。

 

ダンボール紙を幅55mmにカットしたもの(まっすぐ直線にカットすることが望ましいので定規とカッターナイフ等で切断するといい)を単三電池にギューギューと巻きつけまけていきます。直径を測りおおよそ32mm〜34mm程度にるまで巻きます。(ダンボールの厚みや巻きつける力により異なりますが、僕の場合、ダンボールの長さは30cm程でした)

そして、巻き終わると、セロテープでしっかりと固定します。

 

このままだと電極が1cm程埋もれていますので、電極を拡張する必要があります。

そこで家庭用アルミホイルの出番です。

アルミホイルを強くギューギューと押し固めて幅(直径)1cm程の円柱または立方体を作ります。

とにかく強く強く押し固めて硬くします。

これをプラス側に押し込めば完成です。

緊急工作なので、あまり美しくありませんが、お許しください。

 

マイナス側は普通にこんな感じ。

アルミブロックが落ちないよう注意して、器具に入れれば単一電池として使えます。

 

簡単に抜き差しできるので電池交換も可能です。

 

 

注意

単三電池のサイズが小さい分だけ容量も小さいので持ち時間は単一電池より短くなります。

 

参考

乾電池の規格について・社団法人電池工業会

 

 

何かのお役に立てたなら幸いです。


投稿:2009/1/13

追記:2011/3/18

追記:2011/3/19

 

Best Price by Amazon

このWEBサイトもサクラです。