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サブリミナル効果 6月27日 19:25

:Subliminal

識閾(意識と無意識の境界領域…又は潜在意識)に働きかけ、活性化させる事で得られる反応や効果の事。フロイトの言葉を借りると、自覚している意識を「顕在意識」、自覚の無い意識を「潜在意識」と言い、潜在意識とはつまり「むき出しの個性」「その人の本質そのもの」で、顕在意識である”理性”がそれを制御し社会性を保っているという考え方。

この場合、サブリミナル効果とは本人が自覚出来ない方法で潜在意識に直接情報を送り、得られる効果のことを指す。


有名な事例として「ピクニック」という上映中の映画フィルムに細工をした実験がある。

1950年代当時、1秒間に24コマのコマ割がされていたが、そのうちの1コマをコーラのカットと「コーラを飲め」というメッセージに5分毎に差し替えたところ、コーラの売り上げが倍増したというものだ。
この実験を実行したジェームズ・ヴィカリ(James.M.Vicary)は後に「不十分な実験だった」と告白したようで、実際には信憑性にかける話らしい。

しかしながら現在では、購買意欲を上げることや、本来の目的以外のメッセージの発信等は視聴者の意思を無視した洗脳の可能性があると危険視され、テレビCM等に利用することは禁止されている。


管理人も詳しくは知らないが、宇宙飛行士の精神強化訓練にサブリミナルを組み込み結果を残していたり、精神安定、集中力、記憶力をあげるサブリミナル音楽CDなんかが商品として出回っていたり、石川寮さんが使用しているスピード○―ニングみたいな物を睡眠中に利用(睡眠学習)するようなものが出回っていたり、と普及率は高いが、実証されているのかは定かではない。


新興宗教の洗脳なんかにも使われているようだが、実際にはもっとエグイ。
過度な労働や食事制限、睡眠不足を強いられ、更に精神的な追込みをかけることによって正常な判断力を麻痺させることで、より潜在意識に働きかけやすくするのだという。その状態になったところで「刷り込み」をすると中々抜け出すことが出来なくなるためかなり危険である。(この場合、顕在意識が崩壊していることが多い為、必ずしもサブリミナルを使うわけでは無いらしい)

しかしながら自我の崩壊した状態で暗記系の情報を刷り込んだらどうなるのだろうか。少し興味がある。


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