●underground CULTURE "Glossary"#1
カールマイヤー 4月2日 11:46

:Karl Mayer(正式な綴り)

精神を崩壊させる事を目的として実験的に作られた音楽、という都市伝説の名称。自殺者が出たとまで言われた。

カールマイヤー織りのKarl Mayerや映画脚本家のCarl Mayerとは関係ない。


実際はカールマイヤーという日本のバンドが92年に作成した「karl mayer ep」という曲で、YSR(音楽レーベル)の「10枚限定シングル」という企画に参加した時の物。

1993年にもヴァニラ・レコードから両面合わせて僅か10分のカセット・テープ作品のA面として再発し世界配給されている。

上記の内容を含む「karl mayer ep」の説明と、都市伝説への批判をメンバーの"なかおちさと氏"が2003年に配信しているが、センスが良すぎて管理人が読んでも内容が頭に入ってこない為記載できなかった。興味のある方は探してみてほしい。


曲に対しての感想だが、何人かの悲鳴や金切り声、ハミング、叫び声、笑い声等で作られており、メロディもリズムも有るんだか無いんだかわからない。

しかし、作成から約20年経った今でも前衛的と言えばそうだろう。最近のmixやRemixみたいに聴こえるし、詳しくは解らないがデジタルマイスター処理でなく純粋なレコーディングのみの録音だとしたら(92年時の彼らの録音環境が解らない)まさに先駆けと言える。繰り返し聴きたくなる魅力もある。

しかし、何だかんだ言って音楽自体は気持ち悪いので人前はもちろんポータブルプレーヤーや家でも聴かないだろう。



そういえば
小学生の頃だが、紙ジャケットの12センチシングルをゲリラ販売していたノイズバンドを思い出したよ。雰囲気が似てた。

ちなみに「karl mayer ep」に楽器の類いは入っていない。


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