結婚してから25年、品数に違いはあっても、毎年お節料理を作り続けてきました。
家族の好みや献立としてのバランスを考えて、今のスタイルに落ち着きました。
甘い物だけにならないとか、こってりした物ばかりにならないように考えて内容を決めてきました。
結婚してすぐに作り始めたのは、数の子の醤油漬けと大根なますです。
数の子は夫の好物です。
味付けの物も売られていますが、甘みを抑えたスッキリした味が食べたいと言うので、塩漬けの数の子の塩抜きをした上で、醤油とみりんで味付けしただし汁をかけて漬け込みます。
大根なますは箸休めにピッタリの、酢の物です。
普通はおめでたく人参との紅白にしますが、我が家では毎冬大根を頂くことが多いので、大根と庭で採れた柚子を使ったなますになりました。
黒豆と栗きんとんも作るようになりましたが、これは甘党の娘たちのリクエストです。
黒豆の作り方はネットで調べられますが、肝心なのは一番弱いとろ火と言われる火加減で豆を煮ることです。
焦ったり、イライラして一気にやってしまおうと考えないことです。
心に余裕を持つことが、成功の鍵です。
栗きんとんを作る時、私が一番嫌なのは茹で上がったサツマイモの裏ごしです。
普段は料理は一切しない娘たちが、この作業は率先してやってくれるのが驚きです。
年末恒例のお節料理作りが無事に終わると、1年間元気に料理が出来た事に自然と感謝したくなって来ます。
娘たちにも、お正月の楽しい記憶が出来たかな、と思っています。
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