完結)

Another事業所は、いつもの会社より大きなオフィスで都会にあります。

九十九 :ほんの少し、お手伝いに行ってるだけなのですが。彼方の皆さん、親切に教えてくださるし有難がってくれるので…恐縮です、ね…

↑と、告げると、

恋仁 : それは…(九十九が、っていう風に指差して)お綺麗なので。

↑と。と。とーー!!
言いました。言いましたよ、確かに。
" お き れ い な の で " ですってーー!?

どうした?恋仁。意地悪どこいった?
この発言をした時、意地悪くニヤついたり、冗談っぽくヘラヘラしたりせずに、何てゆーか、ブスッとしたようなスネたような言い方で。下を向いてゴニョゴニョっと言いました!た!

(正直。九十九は、この瞬間、世界が止まれ。止まって良し☆と思いました)

嬉しくて恥ずかしかったですが、

九十九: ……え?
恋仁 :(ブスッとしたままチロリとこちらを見てて)
九十九 : え?何て言いましたっけ今?
(わざとらしく)
恋仁 : あー。もう、いい!いい!

ってなって。"綺麗"を何回も言わせる事は出来ませんでしたが、↑コレで更に気楽になったので、改めて、"この間は、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありません"と九十九から謝りました。
恋仁さんは、"いえいえ、全然。問題無いです、大丈夫ですよ"と。
お綺麗の件を挽回するみたいに、強気に謝ってました。

なんか、そーいう、仲直りでした。
満足です(´ー`)