話題:素直な気持ち

バレンタインもなんとか終えて(チョコとプレゼントを渡して)、激しく喧嘩をしては大粒の涙をながす。泣けば済むと思うなとかすぐ泣くと追い討ちをかけられ、さらに涙はながれる。止まることを知らない涙は、彼をひたすらにイラつかせる。悲しくて、悔しくて、なによりも申し訳なくて、あたしを大事に想ってくれるひとたちへの裏切りのような行動を取っている気がしてならなかった。自分を大事にできないとだれかを大事にすることはできない。仕事でのストレスの捌け口に当たられるために同棲しているわけではないのにと、止めどなく涙がながては拭って、最果ての答えを求めた。



そんな日々の救いは、イケメン堪能ドラマ、はじ恋のゆりくん。横浜流星というきれいでしかない名前を眺めるたびにうっとりした。ときめいてときめいて、ひたすらにときめいて、無敵ピンクは、あたしの心もいとも簡単に撃ち抜いてしまう。時おり、発症する脳内お花畑シンドロームにて、何度も再生される横浜流星くん。きみがいてよかったとこじらせアラサー女は思うわけで、心底、追いかける恋よりも追いかけられたいと確信しては、現状の矛盾さにあふれるため息。

気づけば、年も明けて平成最後の年末年始は華麗に過ぎ去り、平成をどんどん終わりに近づけながら、27歳へ時間が過ぎていく。そろそろ、将来のこと考えないと。結婚もしたいし子どももほしいし、けど、それはひとりじゃできないという最大な難関。現実逃避のように本を読みまくり、アニメ(主に幼女や美少女)、ドラマ、映画を観て、家事をして休日は完全な主婦でしかない日々を同棲してから半年繰り返している。これで、結婚しないって詐欺じゃない?なんて思ってしまうのはよくないことなのか否や。
変わったことと言えば、引っ越してから近くなった図書館に足を運ぶのがたのしみであるということくらいで。はじ恋観てから横浜流星という単語しか脳内にないあたしはハッピー症候群で、姿を見ては、声を聴いては胸を締め付けられるような動悸に襲われ、全身でときめくこじらせアラサー女になっているけど、結構たのしいから沼に落ちていこうと買い物がてらCDを買いに行ってしまうんだから、イケメンにめっぽうよわい。イケメンは心のオアシス、ビタミン。ありがとう、横浜流星と感謝しまくりながら本日もひたすら、動画を漁る。


あなたの目に映るこの姿が消えることがこんなにも苦しいとは、ああだこうだ言い合って誤魔化したら、ほんとうのほんとうはみえないな、そんな気分。
BGM:サイダーガール/パレット