話題:うまくいかない

恋愛指南のような記事を書いていた人だって、不倫されたりしてしまう世の中で、気持ちをつなぎ止めるような恋なんて、終わらせる以外に方法はないと思わされるような顛末で、恋愛ってのは頭で考えるよりもほとんどは感情論のように思えた。

喧嘩をするつもりはないのに、 当たられては勃発しそうになっても反論しないのは、そんな時間が無駄でしかないことを悟ってしまったから。必要な話し合いはするとしても、一方的な感情をぶつけられても抱えることなんてできやしない。同棲してからも、する前からも口癖なお金がないは直す気もないようで、そんなマイナスな言葉ばかり嘆いているからストレスも増幅するのだろう。お金がないと嘆き始めたら最後、なにを言っても言わなくても当たられる。そのたびに、自分は彼の捌け口でしかないように感じては惨めになる。浪費癖があるのもそうだけど、実家を出てから出費の多さやこんなことにまでお金がかかるのかと自分たちだけで生活してくことの大変さに面食らっているようで、奢られて当たり前とも思っていないあたしでもあからさまなお前の分は出したくないオーラ全開は気分がわるい。彼は、ひとりで生きてく方がしあわせなんじゃないかと思っても、一緒にいることをやめようとするあたしにはそういうことするのやめろと言う。自立したてゆえに、まだ自分たちの力だけで生活してくことに慣れてもいないし、初心者すぎて身構えているのだろう(と願いたい)。お金のことだけにシビアになりすぎて、一度は折半で買うことの決まった台所の給湯器をのことにも乗り気じゃない。この冬の洗い物を水でやるにはそろそろ限界だと思うのに、俺は水でも油汚れも落とせるし、冷たいのは平気だから折半で買うことには納得していないと言い出した。俺は平気とか大丈夫は、便利な言葉だなとつくづく思わされた。ルームシェアしてるわけではない、同棲していることの意味をわかっていてほしい。「結婚するかわからない人に費やす時間は25歳のあたしたちにはないんじゃないかな?」と言った、友人の言葉を思いだし、彼との生活を考えた。