話題:本日の恋心模様

時は金なりとか時間は有限とか、残された格言が今もなお、受け継がれているように、むかしの人は本質をわかりながらに生きていたのだろうと思った。時間だけが消費されていく。意味もなく歳を重ね、決断することもできず、なあなあと過ごす25歳のあたしには彼との将来は不安なこと。目標を決めないとなにも進まないし、おわりにしようと決断できなければ、なんとなくな今がつづいていくだけ。
結婚がしたいとかひとりでいたくないから今の彼と付き合っていたり、同棲しているわけではない。彼がすきだから付き合って、一緒に住んだはずなのに。些細なことでチクリと胸が痛む。ストレスが溜まる、いろんなことにと含みを持たせて、あたしに投げつける彼。そのストレスをスポンジのように吸収しては、こぼすこともなく溜めていくあたし。彼はいい。あたしに当たればいいのだから。嫌になれば仕事帰りに寄ったり休みの日に日帰りで実家に帰れるし、お金を払って風俗に行くことだってできるのだから、癒される場所はいくらでもある。いろんなことに疲れるのはあたしもおなじで、日々のストレスの捌けぐちが見当たらないから些細なことで爆発しそうになる。そんなこわれてしまいそうなあたしにとって、先生!という映画で生田斗真が演じた先生は精神安定剤のようにやさしくて、渇ききった心にときめきをくれた。

彼とのことをどうしたらいいのかと悩むのも、悩みながら一緒に住み、家事をするのも疲れてしまうからと言い訳して、先生!のDVDを買おうかなと悩むのは心がなごむ時間だった。