6５9日記

あの子の事を考えると
途方も無い気持ちになる

秘密　無邪気　ヒトリボッチ

相手なんて用意してない
ただ大好きが沢山欲しいだけ

ずっとそばにいたかった
でもボクにはキミが痛すぎる
傷痕みたいに後ろめたさが
塩を塗り込む

キミはヒトリボッチで
ボクはフタリボッチなのに

(多勢に無勢)

なのになのに
覚えてるなんて　酷い

ボクの世界は
キミの世界に侵されてしまうよ


明日はまた
さようならの日々

こんな廃れたサイトにも
どこから迷い込んだのか
客人が来て下さいますね

ひとつボクというポートレートを
求めに来てくれるのでしょうか？
それともこの659という場所へ
愛着を持ってくれるのですか



しばしの休息をいただきました
休息の間には沢山の苦悩と
幸福とがありました

身勝手で申し訳ない
しかしボクは星との交信法を
忘れてしまったようです
どうしても世界を描くのは難しく
ボクは苦しみばかり
背負わねばならないのです

それも
悪くはない



世界中を夢想して
ボクはため息を吐いた
吐息が煌めきに変わる時
苦悩が閃きに変わる時
その時ボクは空を駆ける

あぁ美しい
どんな色も
どんな喜びも
これにはかなわない
素晴らしい
一瞬の夢をボクは描く
それは描くことだ


これから復活します

ありがとう

よろしく

キリストと名のついた魂は
その昔 転生を経て 聖の丘を昇った

なればこの愚行なる復活劇も
それに準える事はできないだろうか

神聖で愚昧な復活劇
まるで美しく醜く
ボク自身のようだと嘲ろうとも

嘯く事を嫌えな自は
キミの目を見て話をすれば
全てばれてもしまうだろう

愚鈍なボクは
復活劇の全てを語る事は出来ずに
キミ達に嘘をつくしかないのであれ

ただ

諸悪の根源は ボク
そして少しばかし
悪い夢をみていただけなのです
復活劇という結果を伴い得る

世界で一番愛するヒトに
殺されそうに　なって
消されそうになって
泥の様な死を願い
そんな夢でさえ
抜け出した後

美しいヒトに必要とされれば
なんてシアワセなことなんだろう？
消されそうになっても構わない
それくらい好きで
好きならばシアワセで

うまく伝わらない
世界がボクらを罪深きと申しても
ボクは歩くのを止めない

これはひとつのhappy-end
例えるなら世界の夢・現
そしてボクらは鏡のように

憎しみあい　愛し合おう
もう泣けない
泣かない


これが全ての
事の
顛末





∞∞∞∞

一周年ありがとう
皆様のおかげで一年やってこれました

開設当初の事思い出すと
なんだかちょっと照れ臭いネ


６５９は小さなサイトながら
沢山の人が来て下さって
開設から一年 カウンターが
まわらない日が無かったというのは
ほんとうに皆様のおかげとしか
感謝のヒトコトに尽きます





さてしかし
めでたき一周年の匂いも抜けぬまま

皆様に伝えなければ
ならない事があるのです


サイトを初めてから一年間
実はボクと共に
サイト管理や彩色などを担当していた
相棒がいます
英理チャンというのですが

この度彼女と組んで
『Carousel project』という名前で
二人で活動していく事が決まりました


つきまして
は６５９の管理人は
『Carousel project』
という名前になり

サイト改装の後にいろいろ
仕様が変わると思います



ボクがこうしてぼやいたりする事も
少なくなるのかな…
ボクがいなくなる訳じゃないけれど
少しだけ悲しくなるので
不思議ですね


Carouselは回転木馬という意味だそうで

メルヘンティックに輪廻転生
くるくる変わるボクらの世界〜

とか添えて
６５９管理人イリエとしての
口を閉じます




























ねえ？





















ボクは今
去年の冬を思い出していて
あの頃何故あんなに楽しかったのか
思案していたのです

何故？
あの人がいたから？冬が唆したから？

いいえ　何でも
ボクはいつだってボクだと
あの頃を懐かしむことが
ボクの一部であると言えるのだと
思うことが全て正しい事なら

拙いながら一生懸命に
目の前一杯の好奇心ガムシャラに
夢中になって描いて　だけどだから
また
思い出せるから
夢中になれるなら
今年の冬も皆様に沢山の絵が届けられる

それがすごく嬉しくて




ありがとう


そして
またね

船を漕ぐなら左手を
籠を編むなら右手を貸そう

それでしかし
キミは満足かね？

キミが嫌いなものは
全部消してしまうよ

右手を削ぎ落とすから
左目を潰すから
嫌いだと言うなら

幽玄なる幽棲の間に
真実を見るのは
嘘だと囁くキミの声も

今は意味を持たない
ボクは揺るがずとも地を揺らす

あぁ、ただそれはひとつ


あかならば　あかならば