初期のAGA(男性型脱毛症)の場合、症状の進行にはやや規則性があり、前髪をあげたときに額のあたりに薄毛の進行が見られるといったケースが多いです。
症状の進行はそれほど速くないため、髪をよほど掻きあげてみなければ気づかないでしょう。
おでこが広がったりつむじや頭頂部に地肌の白さが見えたり、シャンプー後の乾燥で抜ける髪が増えたなと感じる場合は、他に原因がなければAGAを疑った方が良いかもしれません。
高級育毛剤を使っているけれどなかなか効果が感じられない方は、食事を変えてみませんか?バランスのとれた食事は髪の毛の成長に大きな影響を及ぼします。
健康な体を保つための栄養素が不十分だと、末端の髪の毛まで届かないので、長い間栄養が足りないと髪が薄くなる原因につながります。
きちんと栄養バランスのとれた食事を心がけて、食事で摂取することが難しい栄養素はサプリで補いましょう。
現時点で、育毛治療薬として厚生労働省から許可されている薬は、ミノキシジルとプロペシアだけなのです。
この2種類のうちでプロペシアは内服薬で、ミノキシジルは外用薬となっています。
ミノキシジルにも内服薬があります。
しかし、今のところ日本ではまだ薄毛治療薬として認可されていないので、個人輸入が基本的な入手方法となるでしょう。
抜け毛治療は、生活習慣や体質など、さまざまな原因に向き合うことから始まります。
なかでもストレスは、その影響力も大きいため、無視できません。
医療の面でもストレスの蓄積が病気の発症や悪化に結びつくことが知られていますが、病気として表れなくても体調不良としては発現していることが多く、常に体が緊張している状態になるため、疲れやすく、血行が悪くなって免疫力が低下したり、自分の皮脂や表皮常在菌に対して過度に反応するアレルギーの状態になったりします。
なかなか眠れない入眠障害や不眠などにより抜け毛が増え、発毛しても充分に生育するまでに時間がかかるので、育毛してもあまり効果が感じられないかもしれません。
ストレスを受けないような環境になれば良いですが、ストレスをそっくりそのまま直球で受け取ったり、抱えたままでいないよう、頭の中で切り分けるのも大事です。
ストレスから気をそらす時間を設けることも大事です。
自分に合ったストレス解消方法を見つけ、実践することが大切です。
ギャンブルや過度の飲食は長期的にストレスとなり逆効果ですが、それ以外の身近なところに、ストレス解消のヒントがあるかもしれません。
普段からコーヒーを愛飲している方も多いでしょう。
けれども、育毛中にコーヒーを飲むことについての良し悪しは、人によって意見が割れています。
結果としては、適度に飲むのなら育毛に効果的ですし、反対に、飲み過ぎると育毛に悪影響になるでしょう。
ご存知のように、カフェインには血行を促進させる作用があるため、頭皮の血行改善によって健康的な髪の成長が促されるため、育毛には効果的だといえます。
ただ、過剰に摂取すると眼が冴えてしまって眠れなくなるので、育毛にはマイナスということになってしまいます。