だけど




うまく笑えないだなんて
僕だけなんかじゃないって
分かってるんだよ
うまく生きられないって
嘆いてばっかじゃ駄目だって
分かってるんだよ
でもね 生きる気が 無いわけじゃないんだよ
ただ少し 何かが怖くて難しくて
寸前で何も信じられなくなるんだ
言い訳だって言われたっていいけど
そう言われる度にまた僕がすこし
世界に近づけなくなるだけだけど
”だけど”が口癖になってしまった
僕を見守ってくれる
すこしの人がいるから
何にもできなくて劣等感にまみれて
消えてしまいたくなった次の日も
まだ 諦めたくないんだよ って
言いながら 辛うじて
生きてゆけてるんだよ