give me real




昨日交わした言葉の数々
明日になると夢みてた、
なんてオチには飽きた
目覚めの嫌悪感、
それは君の眼差しの
彷徨う様を見る私に
どこか似ている。
荒れてぴりぴりと
主張を続ける心臓が
痛いから
私は、手放そうか、なんて
画策すら始める、脳。
停止の指令を出す
君の右手を待ち続けて
待ち続けて

疲弊した核は

自爆した。