・ルカメイ
・ルカが一人で一喜一憂
・続く…のか?
そんな感じです。盛り上がれるかは不明。
真っ暗な世界に、無抵抗に身体を預けていた。ひどく心地よくて、抜け出せない。そんな時。
ピロリロリロ、ピロリロリロ!
音程に動きがあるようでない、高いようで高くない、そんな中途半端なメロディが耳元で鳴り響いた。反射的に耳元を探ると、手のひらサイズの四角い無機物を掴めた。
ああやっぱり、と内心苦々しく思いながら憎たらしいその物質を恨みを込めて睨み付けてやる。
6:30。睨んだお返しだと言わんばかりに、寝起きの瞳には少し堪える光を放ちながら現在時刻を訴える。毎日朝に弱い私を起こして頂きありがとうございます。でも今日は余計なお世話です。折り畳み式の携帯を閉じて枕の下へ。
アラーム設定を変更し忘れた自分が悪いとは思いつつも、仕事もないのに不快な音で起こされた怒りは携帯にぶつけることにした。その音を自身で設定した事も棚にあげて目を閉じる。
もう少し寝ていたい。この家に来てメイコさんに出会ってからずっと望んでいたことが叶って、まだそんなに経ってないのだ。
何の隔たりもなしにメイコさんを感じられた。私の与える行為に彼女が反応してくれた。それら一つ一つを具に思い出していたら自然と口元が緩んできて、胸の辺りはほっこりと暖かくなってきた気がする。
なんて幸福感だろう。こんなに幸せでいいのだろうか、なんてしてもいない心配をしてみるがやはり笑みは堪えられなくて。
まだ隣で眠っているであろう彼女にくっつきたくなってきた。起こさないようにモゾモゾと二人で無理矢理寝ているシングルベッドの中心に移動しようとしてふと気付く。ベッドが、広い?
不思議に思って目を開けると、あるはずの柔らかそうな栗色の髪や自分に比べ少し黄色っぽい肌色はどこにもない。シーツの冷たい白さだけがそこに広がっていた。
ガバッ、と勢いよく起き上がって見慣れた自室を見回したが、部屋の何処にもその姿はなかった。彼女がここにいたであろう痕跡も、見当たらない。
まさか、夢…だった?
そんなはずはない、と思いつつも先ほどまで確かにあった幸福感は何処かへ霧散してしまった。一気に己の中の何かが冷えてゆく。そこで思考回路も落ち着きを取り戻してやっといない理由に行き着いた。
メイコさんがいないのは家族の朝食を用意するためだ。マスターや妹、弟達のため。勿論私の分も含まれているだろう。朝食はあまり沢山食べれない私のために、よく私用にサラダを作ってくれたりフルーツを切ってくれる。メイコさんは優しいから。いつもは嬉しくて愛しいその気遣いを今はとても喜べそうになかった。
家族を大事にする、みんなに優しいメイコさんが好き。
好き、なのに。
このなんとも言えない気分は、簡単には何処かへいってくれそうになかった。
----------
何これ続くの…?←
一人悶々大会なルカ。
久しぶりに文とかやってみたくなったけどやはり無理がある…。
月始めの更新なのに若干暗いし。
「メイコさんどうですかこれ!」
「…なんであんたスーツなんか着てるわけ」
「眼鏡に合いそうなんでスーツも着てみました。どうですか!」
「……似合ってないわよ」
「え…そうですか?確かにメイコさんは似合ってないですが、私は結構いい線いってるような気がするんですけど」
「(イラッ)…ルカには、それよりももっと似合う眼鏡があるもの」
「もっと似合う?」
「そ。かけてみない?」
「え、今あるんですか?かけてみたいです!」
「ええ。じゃ、かけてあげるから目閉じて」
「お願いします。ふふ、惚れ直させてみせますよメイコさん!」
「期待してるわ」
「うん。これが一番似合う」
「似合いますか!やったぁぁぁ!\(^o^)/」
「…折角だしあんた鏡見てきた方がいいわよ」
「あとで見てきます、でもメイコさんが似合うと言うならなんでもいいです!マイベストコスチューム!」
----------
単に私はバカ可愛いルカが好きなわけです。
メイコがジャージなのは眼鏡描いたらただの千枝ちゃん(P4)だったので…未プレイなため見た目しかしりませんが。
ダルメイコでも可、ですか?
「あら、ルカ…PSPなんかもってどうしたの?ってやっぱりDIVA2ndなのね」
「ええ」
「でももう全部クリアしたとか言ってなかった?」
「しましたよ。ただ、確認したいことがありまして…」
「確認?」
「前作と比較して、変わったところを探してるんです」
「あ、リンのリボンが成長してるとか?」
「そうなんですか?」
「私も聞いた話だから実際どうなのかは知らないけど、少し大きくなったって聞いたわよ」
「じゃああれも本当なんでしょうか…」
「ルカは何を聞いたわけ?」
「前作に比べてメイコさんの胸が大きくなったと聞いて」
「は?」
「私このゲームではメイコさんの胸をあまり見ていなかったので流石に気づかなくて…胸見るならやっぱりアーケード版ですよね!」
「見なくていいから!ってかあんた、アーケード版もやってたの?」
「やってますよ、あれ映像綺麗ですし…みくみく菌なんてメイコさんの胸がアップで揺れてたまらないんですよ!」
「そんな視点でゲームするなあああ!」
----------
前作やってないので実際どうなのか定かではないですがそう聞いたので…ちょっと気になって。実際どうなのかな…。
あとアーケードでみくみく菌やってて動揺しました。
・ツンデレメイコ
・ルカメイ
「ルカってよく本読んでるわよね」
「メイコさんはあまり読みませんよね」
「どれを読もうか迷っちゃって手が出せないのよ」
「なら、これ少し読んでみませんか。ミステリーですが大丈夫なら」
「大丈夫だと思うけど…ルカが今読んでた本じゃない、これ」
「もう二回は読みましたから。気にしないで下さい」
「…じゃ、ちょっと読ませてもらうわ」
――三時間経過
「………」
「………」
「………」
「っ……邪魔」
「………」
「重い、耳がくすぐったい、鬱陶しい」
「鬱陶しい…」
「…わかったわよ、もう。休憩するわ」
「メイコさん、鬱陶しいは酷いです」
「…ルカが邪魔するからじゃない」
「メイコさんも私が本読んでる時、私の髪の毛いじって邪魔するじゃないですか」
「うっ…で、でもあんな至近距離に居られたら集中できないじゃない。私のやった事の方がまだマシよ」
「そんなことないです、私だって髪の毛いじってくるメイコさんが可愛すぎていつも集中できないんですから!」
「………」
「………」
「あの本、貸しといてくれる?」
「構いませんが…?」
「一人の時に読むわ…今はその…ルカと一緒に過ごしたい、し…」
「メイコさん…」
「…何よその惚けた顔」
「大好きですメイコさん!」
「…邪魔した罰として、紅茶淹れてよ」
「二人分ですか?」
「当たり前でしょ」
----------
夜中に落書きしてたら広がったネタ。
この二人いちゃつきすぎて困る(脳内で)
・アホな話
・ルカメイ
・少しミクリン?
「やっぱこの時間は混むね」
「そうね、はぐれないように気をつけてねミク」
人の多い夕方の駅構内。今は所謂帰宅ラッシュの時間で、仕事終わりの多くのOLやサラリーマンがそれぞれの帰路に着くために電車から吐き出されたり、吸い込まれていく。
他の線や交通機関に乗り換えできるこの駅は、より一層混むのだろう。
乗り換えをしようと階段を上がっていると、反対に電車に乗ろうと下ってくる人がチラホラ見えてきた。多分この後はもっと増えるだろう。
「お姉ちゃん、手、繋いでもいい?」
「ふふ、いいわよ」
隣を歩くミクがそっと左手を出してきたので、右手でそれを包んでやると少し嬉しそうに微笑んでくれた。本当に私の妹は皆可愛い。
そうだ、後ろにいるリンとルカにも手を繋いでもらった方がいいかもしれない。
「ルカ、混んできてるからはぐれないようにして」
「わかりました」
肩越しで後ろにいるルカに伝えると私達の動向を見ていたのか、すぐに了解の意を返してくれた。
前方から来る人とぶつからないためにも再び前へ向き直ると、不意に背中の窪み辺りでTシャツが軽く引かれ始めた。多分ルカがはぐれないように摘まんでいるのだろう。
小さい子供みたいなその行動が可愛くて、軽く笑みが浮かんでいるのが自分でわかった。いけないいけない。
そんなことを考えていたら引っ張られていたところはまたすぐに元に戻って、その代わり何故か腰を持たれた。しかも両手で。
「…ミク、なんか…」
「うん、それはルカちゃんの手だね」
どうしてこうなった。
疑問を述べる前にルカの手がむにむにと腰を揉み始めた。
「あぁ、メイコさんの腰柔らかいです…」
「何それ嬉しくないってかあんた何してんの!」
「メイコさんの腰掴みやすくて気持ちいいのでつい…」
「そうじゃなくって、リンと手繋ぎなさいよ!」
「リンならミクと手を繋いでますから大丈夫ですよ」
なんだって、と右隣を伺うとそこにはミクと楽しそうに話すリンがいた。何よりミクがこちらの挙動を無視していることが地味に悲しい。
「そんなわけでもう少し掴んでますね、はぐれないように」
「離していいから、もうあんた帰ってこなくていいわよこのセクハラ魔」
----------
なんだこのバカな感じ凄く久しぶりに感じる…人多いとこ歩く時に前にいる友達の服の裾とかもつ人いるけどルカメイならどうかなと思った結果でした。
ルカメイ描きたいよルカメイ。
とゆうか色塗りたい。
あと地味にユキルカが描きたい←