そして誰もいなくなった

幻の同人誌

音楽は鳴りやんで

誰もが

書くことをやめた

1985

物置小屋でビートルズ

フールオンザヒルは嘘だった

夏は長くて

あのこはぶっちゃけダサかった

それすら愛しかったんだよ

押し入れの中からカリビアン

暑い日には

アスファルトの上で

目玉焼きができると信じていた

頭悪すぎだろ



ドライブ1990

サファリパークは遠すぎて

ひたすら海沿いを走る

14

冬の朝

すっぴんで

白いフードを被ったきみは

天使だったよねえ

あのこはどこにいったのだろう

自転車のうしろに乗っていたよね

まつりの翌朝

残骸

ミスドでドーナツ以外のものを食べた記憶

ああ世界に二人きりだったワロス

階級闘争にもならないくらい

遠く離れた

実はあのアイドル好きだったのは

君に似ていたから

ただそれだけ
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