逢魔時奇譚【26話(16)】
「〜〜!!」
ずっと隠れていた柱の陰から顔を…いや、全身を真っ赤にして冷や汗ダラダラで目はぐるぐる回っているれいなが現れた。
「んなっ?!れいな!?!」
途端、あの聖弥が顔から耳まで真っ赤に染める。
ーーいやぁ。若いねぇーー
顔を真っ赤にし汗をダラダラ流して硬直するそんな2人を、青野はニコニコ爽やかな笑顔で楽しみながら見ている。青野は少し見を屈めてれいなに微笑む。
「れいな様とお付き合いをしたとの嘘を吐き、申し訳ございませんでした。…で。神堂はれいな様をお好きだそうですよ。れいな様。神堂へのお返事をなさっては如何で、」
「違げぇええ!!」
聖弥は青野の言葉を遮る。