逢魔時奇譚【23話(9)】
その頃の聖弥ーーーーーー
バトルシューズの速度だけでは追い付かれてしまうから天使の羽も使い、高速度で飛び、ハラエ区上空を飛んでいた。
『どうも感じ得た事の無い禍々しさを感じる場所を本部の探知器が感知してな。隊長格のお前達に応援を頼みたいのじゃ。ハラエ区の海岸沿いにある外国人墓地の廃教会じゃ』
通信器から洩れていた元帥の言葉に、眉間に皺を寄せて顔を歪めた。
「チィッ!クッソが!」
すると、海岸沿い外国人墓地の中に聳え立つ古びた廃教会が見えてきた。