逢魔時奇譚【23話:xxx(1)】
時は戻り現在、京都上空ーーーーーー
聖弥の右の背中から生えている堕天使の白い羽。右目はサタンと同様の魔法陣の瞳になり、右目の下にサタンと同じ黒いタトゥー。
「…ハッ!まずい!皆、神堂から離れるんだ!」
何かを察した横田が大声で叫ぶ。
「ましろちゃん!君の力で皆を瞬間移動させてくれ!」
「り、了解やで!」
ましろが何も無い空間へ両手を翳す。ズズズ…と空間が渦巻いていき、皆が逃げる為の穴が現れ始めた。それを見逃さない聖弥の瞳が光る。バチィッ!!
「ヒッ…!」
ましろ目掛けて青い光の攻撃が飛んできた。しかし寸のところでその攻撃を弾いたのは、横田の愛武器の槍。聖弥が右手人差し指を向けただけで放たれた青い光を、横田は頬に冷や汗を伝わらせながらも笑う。
「どんなにイケメンでも、女の子に手ェ出すようだとモテないぞ〜神堂?」
「ほざけ。下等生物が口利くんじゃねーよ」