終焉のアリア【41話(5)】
バキッ!風希はベッドとベッドの間に設置されてある電気スタンドを何と、真っ二つにへし折った。
「アリスさんが…何…」
ゴゴゴゴ…風希からは怒りの雰囲気が漂っているから、ハロルドは苦笑いで冷や汗をかきながらも目線を下げて笑う。
「…仲良いからさ」
「はあ…?」

一方、その頃別室に居る花月と友里香ーーー
「友里香達、助かるよね?あんな化け物にうちら地球人が負けるわけないっしょ?いつ?いつ平和になる?ねぇってば!」
「それは…」
「また黙りかよ!マジうざい!…はぁ。ま、良いもんね。約束したよね花月?花月はEMS軍人なんだから友里香の事守ってくれるって。もしも花月があいつら化け物に食べられても、友里香だけは守ってくれるよね?」
「っ…、」
友里香に花月は困惑。
「何で黙ってるわけ?意味分かんないし!」
「…!?」
胸騒ぎがした花月はハッと顔を上げ、辺りを見回す。
「何、花月?今真面目な話してるんだからよそ見しないでくれ、」