終焉のアリア【29話(2)】
「はい…。あの…ファンさん」
「む。どうした」
「これからはわたくしがファンさんの左腕になりますから、片腕だけになっても心配しないで下さいね!」
「〜〜〜っ!!」
「もう!2人ったら〜!」
「だあああ!月見までかよ?!そういうのは全てが終わった時だろ普通!」
「…その…。月見」
「は、はいっ」
月見に背を向け、耳が真っ赤のファン。
「風希を見つけ、関東をMADから取り返したらその…話がある」
「お話ですか?でしたら今でも…、」
ガシッ!月見の肩を組みニヤニヤするアリスに、月見は首を傾げる。
「ったく!てめぇらマジムカつくぜ!月見ぃ。堅物ヤローが後でっつってんだから後でにしてやれ。その代わり。後でしっかり聞いてやれよ?」
「…?は、はいっ」