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髪超短く&真っ黒にしたwボッサでサーセンw

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逢魔時奇譚【26話(9)】
「なら無理だろ。ま。そっちの方が任務に集中できて調度良いわな。それにサタンの右目を持ってる裏切り者なんざ誰も相手しねぇってな」
ーー…その女性って…、い、いえ!何を期待しておりますのわたくし!?そんな筈が有りませんでしてよ!?聖弥に限ってそんな筈…!!ーー
「つーかさ」
「え?」
ガタッ、聖弥は本を閉じると席を立つから、れいなは見上げる。
「いくら監視役つっても、俺と居たせいでお前が好きな野郎に"フラレましたの〜"つって、俺のせいだって元帥にチクられるとうぜぇから、任務と部屋以外で俺と居るのやめろよな」
「え…、だ…、大丈夫でしてよ!わたくしは、」
「俺が嫌だっつってんだよ。別にお前のせいじゃねーけど、何か今、お前と居ると無性にイライラするし」
「…!」

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逢魔時奇譚【26話(8)】
「れいな、男居たんだ」
「えっ?」
いつもと違う気の抜けた彼の声に、れいなが顔を上げた。彼は本に顔を伏す。目線は本だが、読んでいるようには見えない。
「ちょい意外だな。で。今は好きな野郎が居ると。そんな事にばっかりうつつ抜かしていやがるから、いつまで経っても中級なんだよお前は」
とは言いながらも、声に張りが無いし目が虚ろで気が抜けている聖弥。
「え?聖弥?せ、聖弥は好きな人は居りませんの…?」
「……。…居る」
「えっ!??」 
ーー意外なのは貴方の方でしてよ聖弥!!絶対"居る訳ねーだろ!"と仰ると思っていましたのに!ーー
ガターン!思わず立ち上がるれいな。
「ど、どなたでして?!」
「けどそいつ好きな野郎が居るんだってさ」
「えっ?!」

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逢魔時奇譚【26話(7)】
「っざけんなよあの女」
ガタッ!イライラしながら、"ソロモン72柱"という本を持ってきて椅子に腰掛ける聖弥。れいなから、先程美園が自分の事をペラペラ話していた事を聞かされてからいつもに増して彼はイライラだ。
「自分は金に目が眩んだ浮気女で中級のポンコツのクセに何様だっつーの!!」
「〜〜!」
顔が真っ赤なれいなは本の内容など頭に入ってきていない。
「れいなは」
「はいっ?!」
「そういう事、他人にペラペラ話さねーよな」
「もっ…、勿論でしてよっ!いくら友人相手といえど、殿方との色恋沙汰を事細かに話すなんてこの高潔なわたくしがする筈ありませんでしょうっ?!」
ーーひぇ〜〜!なんて見栄を張っておりますが、実はわたくし、殿方とお付き合いした事なんて一度もございませんの〜!!ーー
えっへんと饒舌に話すが、内心嘘偽りだらけの自分に罪悪感。
「ふーん…」
聖弥は頬杖を着いたまま。先程までのイライラはすっかり消えたが、れいなの話を聞いた途端少しもの寂しそうな顔つきになる。

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逢魔時奇譚【26話(6)】
姫子は聖弥をチラチラ見ながら、涙まで流してクスクス笑って去って行く。理由は分からないが明らかに自分を見て笑っている姫子に対して聖弥は眉間に皺を寄せてイライラ。
「何だあのデブ」
ガタッ。言いながら、れいなの向かいの席に腰掛けた。れいなは下を向いていた。
「さっきの電話。任務だとよ。明日。面倒くせー内容だから後で城ヶ崎と多岐集めて説明するわ」
「……」
「…?」
無反応なれいなに、聖弥は目をぱちくり。
「れいな?」
「……」
「おい。聞いてんのかよポンコツ、」
ガバッ!ようやく顔を上げたれいなは顔を真っ赤にして涙目で怒る。
「聖弥の破廉恥!!」
「あ?」
ピキッ…。聖弥の額に怒りの青筋が浮き上がったのは言うまでもない。
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