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逢魔時奇譚【26話(78)】
気絶している聖弥のサタンから譲渡された右目から、悪魔の青い血がツゥーッ…と伝っている事に。しかも、左目は完全に閉じているのに右目だけ半開きだ。
「どうかしましたかれいちゃン?」
「い、いえ!何でもありませんでしてよロン!」
「そうでしたカ」
「ええ…!」
ーーもしかして気絶は出血だけが原因ではなくて、サタンの力を使い過ぎたせいでその強大な力に聖弥の身体がついていけていないからなのではありませんの…?ーー
スッ…、彼の瞳から流れる青い血を拭う。きゅっ…、悪夢に魘されて怖くてたまらなかった時。彼がそうしてくれたように、れいなは唯一の左手で彼の右手を握る。そしてロンが聖弥を担いだまま、小梅とれいなは脇を飛び、超高層ビルの祓本部へ帰還するのだった。

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逢魔時奇譚【26話(77)】
ガシッ!!何とか3人で聖弥を掴み、落下を免れた。女性陣が左右から腕を掴み、巨漢のロンが聖弥の下へまわり、彼を担ぐ。小梅が先に飛び、ロンが聖弥を担ぎ、その脇をれいなが飛ぶ。
「ですから出血が酷いから帰還なさいと申しましたのに!!だからわたくしが申しましたでしょう!?早く本部へ帰って止血を…、…ハッ!」
大量出血も気絶した要因だろう。しかし、れいなはもう一つの要因に気付いてしまった。

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逢魔時奇譚【26話(76)】
先程受けた背からの傷で赤い血を大量に流しながら気を失い、落下していく聖弥。
「聖弥!?」
「隊長!!」
「隊長ッ!」
3人も急降下して追い掛ける。

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逢魔時奇譚【26話(75)】
聖弥の方を向いてれいなが言う…が、聖弥は下を向いて浮かんだまま無反応。
「聖弥?」
「……」
「聞いておりますの聖、」
ガクン!突如落下した聖弥。

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逢魔時奇譚【26話(74)】
「挨拶が遅れてすまなかったね。ミカエル様亡き今、私は天界を仕切る大天使ラファエルだ」
バサッバサッ、ラファエルが飛び立ち、イオフィエルは神堂隊に「あっかんべー!」をしてから、ラファエルの後に続いて飛び立っていった。天へと飛び立っていった2人の姿が見えなくなると…。ガクン!4人の体の自由がきくようになった。
「だーーっ!何よ今度は天使!?特にイオフィエルとかいう女の天使なんて悪魔面していたじゃないのよー!もーっ!悪魔に天使にどいつもこいつも人間様をコケにするのはやめろってのよ!!」
うがー!と怒り爆発の小梅。
「ややこしい事になりましたネ。サタンの所在が不明の矢先に今度は天使も敵対勢力ですカ」
「正す…と仰っても彼ら天使の言う"正す"は、無欲にした人間を天使達の傀儡にするも同然でしてよ!きっと、連れ去った人間を自分達の言う事しか聞けない傀儡にし、世界を天使のモノとするに違いありませんわ!これでは天使も悪魔と一緒ですの!早急にお祖父様へご報告へ向かいますわよ!」
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