タイトルなし

逢魔時奇譚【26話(69)】
「隊長〜!」
「隊長ありがとうございまス!」
解放された2人が飛んでくる。
「うちの隊員に、つってお前らを666に売ったお前が言うんじゃねーよって感じだよな」
呟く聖弥に、小梅とロンは切なそうに顔を見合わせる。
「それはもう過ぎた事ですヨ!」
「今度高級ホテルディナーを奢ってくれればチャラにします!」
「きっつ」
それは無理無理、と手を横に振る聖弥。
「つか。結局サークルの奴らは天使だったワケか」
「みたいですね」
「だから俺の名前も知ってたってワケか」
「それで悪魔探知機に感知されなかったのですネ」
「けれど…天使は本来悪魔とは違い、人間の手助けを行う善良な生き物ではありません事?それなのに、人間を襲うなんておかしいですわ」
「何だかさっきのイオフィエル?という天使は"欲集りで穢らわしい人間を無欲な人間に正す"と言っていたわ」
「そう。その通りですよ人間」
背後上空から聞こえた男性の声に、神堂隊が振り向き見上げると…

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逢魔時奇譚【26話(68)】
「…ハッ!聖弥君貴方は只の人間ではないから私の瞳を見ても止まらないのね!?」
「何ゴチャゴチャ言ってるか知んねーけど、うちの隊員に手出ししてんじゃねーぞババァ!!」
サタンの右目を青白く光らせた聖弥。ドガァアン!!愛武器の巨大十字架をイオフィエルへ振り落とせば、放たれた弓矢は消滅し、イオフィエルは青白い光に噴き飛ばされた。

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逢魔時奇譚【26話(67)】
「まずは貴方達エクソシストを正してあげる」
白い光の弓矢を至近距離で2人目掛けて思い切り引いた天使イオフィエル。
ーーか、体が動かないわ…!ーー
ーー体が動きませン…!!ーー
「ふふふ。体が動かなくて驚いているようね。私の瞳を直視した人間は動けなくなるのよ」
青く光るイオフィエルの瞳。
「欲集りな貴方達人間を無欲な生物に正してあげる。感謝なさい」
パァン!!光の矢が放たれた。パリン!!
「…!?」
瞬間、囲んでいた巨大十字架の天井が破壊されると、それを突き破った聖弥が上空から舞い降りた。

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逢魔時奇譚【26話(66)】
一方、小梅&ロンVS謎の女性ーーーーー
白い巨大ないくつもの十字架が上空に現れて小梅とロンを取り囲んだ。
「何よこれ!?」
「ぐぐぐグ…!ダメです小梅さン!ちっとも動きませン!」
念動力で払い除けようとしてもちっとも動かない十字架。すると、ズズズズ…と白い光の人型がどからともなく2人の前に現れ、それはやがて金髪のボブカットで白い服に白い羽を生やした少女の姿へと変貌する。
「あんたは!?」
「ふぅ。今まで人間の振りをして窮屈だったわ。自己紹介が遅れたわね。私は天使イオフィエル。この穢れた世界の穢らわしい人間を正す為、下界へ降り立ったのよ」

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