タイトルなし

逢魔時奇譚【23話(21)】
間一髪。先程よりも何倍…いや何十倍もの遥かに強大な青い光が十字架から放たれ、その光は教会の屋根を吹き飛ばす程の威力。屋根が吹き飛ばされ、空が見える。奏は冷や汗を流し、聖弥の悪魔の力に驚愕して硬直してしまっている。今の攻撃を避けきれなかったらと想像すると…
「っ…!!」
奏の背筋が凍り付いた。
「???ξυφψζβθδψπ」
「…!」
その間に、聖弥は魔法陣の中で蠢くれいなへ再び呪文を唱え出していた。奏に背を向けている。
「……」
だから奏は彼らに気付かれないよう、忍び寄った。

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逢魔時奇譚【23話(20)】
ぶつかり合ったまま互角の奏と聖弥。
「クッソ雑魚がァ…!!退けよッ…!!」
「…アレ…悪魔…?…幽霊…?…怪ぶ、」
れいなを指差して言う奏。
「うるせぇ黙れ!!悪魔憑きが口開くと空気が汚れるっつったよな?!」
聖弥の言葉にムッとした奏は、サタンから譲渡された聖弥の右目を睨み付ける。
「…悪魔の目…持ってるアンタが…言うなっ…て感じ…なんだけど…」
「だから口開くんじゃねぇよ悪魔憑きが!!」
カッ!と光った聖弥の魔法陣が描かれた右目。「…ハッ!」とした奏が彼から瞬時に離れると…、ドガァァアン!!
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