タイトルなし

逢魔時奇譚【23話(15)】
「どんな姿でもれいなは世界一可愛いだろ!!」
「ェッ…、」
ビチャッ…、れいなの動きが止まる。1つしかない瞳から涙を流しながら、ゆっくり聖弥を見上げるが、彼は魔法陣の前で座って下を向いていた。
「聖…、弥…」
「……。その姿でもお前はお前だし…可愛…いーし。…けど。そのままだと魔法陣の外へも出られねーし不便だろ。だから、身体。取り返してきたから。別に、今の姿がどーこーいうって意味じゃねーからな。勘違いすんなよ」
「聖…弥ァ…」

タイトルなし

逢魔時奇譚【23話(14)】
「コンナ姿ノ、ワタクシナンテ、イヤ!!」
「!」
ふと、床に転がるガラス片へ聖弥の視線が向いた。ガラス片には、黒い液状化した化物風貌なれいなが反射して映っていた。
ーーこれを見たのかーー
「イヤ!イヤァア!!」
「……」
れいなが暴れる理由がようやく判明して、冷静になった聖弥。しかしれいなはまだ喚きながらビチャッ!ビチャッ!と頭を振り乱している。
「イヤ!イヤァア!!」
「…悪りぃ。俺のせいだ」
「イヤ!イヤ!!イヤァアアア!!」
ビチャッ!ビチャッ!!
「お前が死んだのも、お前がこんな姿になったのも、全部俺のせいだ」
「イヤ!!コンナッ…、コンナ可愛クナイワタクシナンテイヤッ!!コンナ可愛クナクテ怪物ノ姿ノワタクシナンテ、聖弥ニ嫌ワレマスモノ!!ダカラ、イヤァア!!」

やばww

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