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逢魔時奇譚【22話(67)】
「次期隊長候補…いえ!」
聖弥は目を丸め、青野と美園も目を丸めてれいなを見る。
「次期元帥候補からご指導して頂きますの!!失礼致しますっ!!」
聖弥に手を差し向けながらそう力強く言えば、あの聖弥も目を丸めて言葉が出ず。恥ずかしそうに赤面しながられいなは聖弥の背をぐいぐい押してこの場を逃げるように去って行く。2人に肩を竦めてヤレヤレといった様子の青野と、若干引いている美園だった。

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逢魔時奇譚【22話(66)】
「まだ中級エクソシストの神堂と隊長の私とではどちらから指導を受けた方がよりれいな様の為になるかは鮮明ですよね。れいな様」
「えぇと…」
そこでふと、見たら聖弥が珍しく哀しげな表情を浮かべていた。その表情は先程図書室で美園を青野に盗られ振られて落ち込んでいた聖弥のあの表情と同じだったから、れいなは目を丸めた。
「れいな様?」
「申し訳ございません青野隊長!」
「えっ?」
青野に深々頭を下げるれいな。
「お心遣い感謝致しますわ!!けれどわたくしは」
聖弥へ駆け寄るれいな。

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逢魔時奇譚【22話(65)】
「これでわたくしの入隊も間近となりますわね!青野隊長!是非ともご指導よろしくお願い致しま、」
「特訓2回目行くぞ」
「はいっ?!」
そう言いながらガタッ!と立ち上がって歩いて行く聖弥にギョッ?!としたれいな。その間にも両手をポケットへ突っ込んでスタスタ歩いて行く聖弥。
「2回目?!わたくしそんな事を申してはおりませんわよ?!」
カツン、立ち止まった聖弥は不機嫌そうに口を尖らせて顔だけを向けた。
「来ねーの?」
「えっ、とー…」
そんな2人の間に、にこやかな青野がひょっこり割って入る。
「いくら神堂が歴代初のスピードで昇進しているからといって、」

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逢魔時奇譚【22話(64)】
聖弥と美園はばっちり目が合ってしまう。だから美園は青野の背後へ隠れる。一方の青野は大人の余裕なのだろう、にこやかに笑う。
「これはこれはれいな様。日頃自主訓練に励まれていると隊長達の間で話題ですよ。頑張って下さいね」
「あっ!ありがとうございます青野隊長!」
「未だに入隊できねーって笑い物にして話題にしてんのかよ」
「ははっ。何を言っているんだい神堂。君は随分と捻くれているな。私達は自主訓練に励むれいな様を褒め称えて話題にしているだけだ」
「そーいう善人面の奴に限って腹の中何考えてるか分かんねーもんなんだよ」
つっけんどんな態度の聖弥にオロオロするれいな。青野は肩を竦めて「やれやれ」と溜息を吐くと、れいなの前に立つ。自分の左胸に手をあてて爽やかでにこやかな笑みを浮かべて。彼女の目線より下になるよう身を屈めて。
「お1人での訓練も大変素晴らしいですが、お1人ではなかなか上手くいかない場面も多々ありますでしょう。我々エクソシストはチームプレイを主軸としておりますから。れいな様さえ宜しければ、自主訓練に青野をご一緒させて頂けませんか?」
「本当でして?!隊長から特訓して頂けるなんて光栄ですわ!」
れいなはぱぁっ!と笑顔になり、両手を合わせる。
「いえいえ。私はそんな大層なものではございませんよ」
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