タイトルなし

逢魔時奇譚【17話(24)】
ギィイッ…、
「?!」
2人以外居ない筈の館の扉が重たい音をたててゆっくり開いた。来訪者は…
「なるほど。射手園れいなを仮死状態にし、私の目を欺いたと。お見事です聖弥さん」
来訪者は、再びこの地へ戻ってきたリリス。バッ!とすぐにそちらへ顔を向けた2人。
「チィッ…!」
「貴女は…!」
「…はッ!まだ居たのかよ。メイド風情がのんびりイギリス旅行満喫してんじゃねーよ」
立ち上がった聖弥はれいなの前に立ち、バトルスーツへ変身。右手からはブンッ…!と巨大十字架が現れた。
■最近、雪中ランニングにハマってます。目的地を決めて→スマホで「●●分で着きます」て目的地を、スマホの表示より早く着くよう走るんです!雪の中大変だけど汗かいて暑くなるよ。良かったらやってみてね

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逢魔時奇譚【17話(23)】
「何がおかしいんだよ」 
「おかしいのではありませんわ。嬉しいのです!」
「はぁ?何が」
「聖弥は分からなくて結構でしてよ」
「うぜぇ」
「ふふふっ!」
「……」
ドンッ!ドン!!奏VSサタンの戦闘音が遠くから聞こえる以外は静まり返った館内。聖弥が立ち上がるかられいなは首を傾げた。
「聖弥?」
れいなの前に立ち、彼女を見下す聖弥。前に立った聖弥を見上げるれいな。
「聖弥?」
「…れいな」
「どうかなさいまして?」
「…大事な話がある」
「えっ?それは一体?」
「…俺、お前をー…」

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逢魔時奇譚【17話(22)】
時は戻り、現在ーーーーーー
ドガン!ドンッ!!窓から射し込むのは、相変わらずまだ続く奏VSサタンの戦闘の光。爆発音も止まない。そして雨も止まない。
「……」
7年前の記憶が蘇っていた聖弥はソファーに腰掛けながら、黙る。
「…聖弥は何故666と関わっておりますの?」
「……」
「悪魔達に弱味を握られているのですか?貴方が堕天使だという弱味とか…」
「アイツらは俺の素性は知らねぇ」
「では知っているのは?」
不機嫌そうに眉間に皺を寄せた聖弥が、れいなを指差すから、れいなも自分で自分を指差す。
「わたくしだけですの?」
「つーワケ」
ポカン…とするれいな。すると…
「ふふふ!ふふ!」
「は?」
突然、口を押さえてクスクス笑い出したれいなに聖弥は"何だコイツ"といった顔をして首を傾げた。

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逢魔時奇譚【17話(21)】
「まあ!素敵なお名前!」
「はッ!どこがだよ」
れいなは右手を差し出す。
「昨日は助けてくださりありがとう。貴方の祓入団への手解きを行ったわたくしが、これから先貴方に何が起きようと貴方の責任はわたくしがとりますわ。試験に合格しましょう。貴方が100回も志願する程になりたいと強く願ったエクソシストになるのです。これからよろしく、聖弥!」
「……」
差し出された手を握らない。だが…
「…ああ」
聖弥の無愛想なそのたった一言の返事だけでも、れいなはニコッと嬉しそうに微笑むのだった。

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逢魔時奇譚【17話(20)】
「そうそう!貴方。お名前は何とおっしゃいますの?」
「話聞いてねーし」
「わたくしは元帥の孫娘、射手園れいなと申しますの!」
「…!?お前、元帥の孫なのかよ!?」
「ふふっ!や〜っとこちらを向きましたわね!」
「…ハッ!」
「ですから無理難題も手解きができましたのよ!」
「職権濫用だな」
「そんな事より!貴方のお名前を教えてくださいな!わたくしも貴方と同じでこれからエクソシストの入団試験を受けます同期でしてよ!」
「元帥の孫なら試験なんざスルーパスだろ」
「そこはお祖父様もちゃんとわたくしを一般人と同等扱いですのよ」
「…はッ。まあ形だけ試験を受けさせて、受ける前から合格は決まっているだろうけどな」
「もうっ!何故貴方はそんなに捻くれておりますのっ?そんな事より!わたくし達は同期なのですから、"貴方"や"お前"呼びではなく、お名前で呼び合いましょう!」
「まだ試験すら受けてねぇのに同期かよ」
「早く♪早く♪」
ワクワクするれいなの声。顔を背けたまま、聖弥はわざと早口で小声で呟いた。
「…神堂聖弥」
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