タイトルなし

逢魔時奇譚【3話(4)】
男の人は僕を抱き上げて、顔を汚している土砂物を拭いてくれる。顔は全然似てないけど、優しいところとか抱っこの仕方がお父さんとそっくり。…でもこの人は僕のお父さんじゃない…。…お父さん…。
「よーし。もう大丈夫だぞ。天音と同い年くらいか?」
そうやって優しく頭を撫でてくれるけど、この人は僕のお父さんじゃない…。僕のお父さんはもう何処にも居ない…。
ドスッ…!!
「あ"…、」
男の人と女の人の目、口、鼻、全身から赤黒い血が噴き出した。僕の両手が孔雀の翼になっていて、その両翼が、この男の人と女の人を攻撃して血塗れにしていた。

タイトルなし

逢魔時奇譚【3話(3)】
「お父さ…、お母…さ…、」
戻った時、お父さんとお母さんはリビングに居た。けど、いつも優しく僕に笑ってくれるお父さんとお母さんの大好きな優しい顔が無かったんだ。頭だけ無くなっていたんだ。ガクン!膝から崩れ落ちた僕は、世界で一番大好きな2人のあまりの酷い姿に嘔吐。
「ウゲェ" エ"エ"!!」
「良かった!子供は無事だ!」
「…?」
知らない男の人の声が聞こえて、涙と土砂物で汚れた顔を上げる。そうしたら、SFアニメのヒーローみたいな白基調のスーツ姿でクリーム色に近い金髪の男の人と、クリーム色に近い金髪女の人が僕へ駆け寄ってきた。
「大丈夫か!?見たところ怪我は無さそうだな!」
「ぁ…、」
「けれど犯人は逃してしまったわ!悪魔憑きをこのまま野放しにしては危険!その子を他のエクソシストへ預けたらすぐ、今の悪魔憑きを私達で祓魔しましょう!」
「そうだな」
悪魔憑き…?エクソシスト…?祓魔…?
男の人と女の人からは僕が解らない単語がたくさん聞こえてくる。

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逢魔時奇譚【3話(2)】
「お父さん!お母さん!どうしたの!?」
「奏ちゃん!逃げて!」
「父さんと母さんに構うな!逃げろ奏!!」
血塗れのお父さんとお母さんが、僕に必死に叫んだ。お父さんとお母さんの隙間から、見覚えある1人の人が、血塗れの包丁を2本持っているのが見えて恐くなった僕は、そのまま背を向けてリビングから飛び出しちゃったんだ。
「うわああああ!!」
バァン!!リビングの扉が壊れちゃいそうなくらい強く開けて、玄関で急いで靴を履こうとするんだけど履けなくて、そうしていたら…
「ギャアアアア!!」
「!!」

コメント返事です!

【追記】に、yumeちゃんへコメント返信です☆コメントやメール返信がまだの方、順番にしますのでお待ち下さい…すみません。

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