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終焉のアリア【E.D.B664】
歯は獣のようになり、顔にはMAD特有の大きなダイヤのような赤い瞳が。
鵺「ウ"ウ"ウ"ウ"…!」
鵺の変貌した姿を見るのは初めてな3人は驚愕。
空「鵺?!」
祖母「ぬ、鵺ちゃんなのかい…!?本当に…!?」
幸雄「っ…?!」
アナウンサー「ス、スクープよ!これは大スクープよ!怖じ気づかないでもっと間近で映しなさい!」
カメラマン「は、はい…!」
空「!」
好奇心旺盛なアナウンサーが駆け出し、それについてカメラマンが鵺に近付くから…
空「鵺は見世物じゃねぇ!」
ガシャン!
カメラマン「あぁ!!カメラが!!」
カメラのレンズを思いきり殴って割った空。
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終焉のアリア【E.D.B663】
アナウンサー「ではこちらの少年にお話をお伺いしたいと思います!君はこの少年のお友達?この少年が摩訶不思議な緑色の血を流す事は知っていた?この少年は人間の姿をしているけれど、本当は何者なのか少年の正体について何か知っている事はあるかな?あったらどんな些細な事でも良いから教えてくれる?」
空「!ふざけんなよ!鵺は人間だ!!それ以外の答えはあるわけ無いだろ!帰れ!!」
カメラマン「うわあああ!?しょ、少年の肌が…緑色に…なってる…!!」
カメラマンが指差した先には苦しそうに頭を抱える鵺。顔と右手の一部がMADの緑色に変色し…

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終焉のアリア【E.D.B662】
アナウンサー「本当に居りました!視聴者の情報提供で駆け付けてみれば!ご覧下さい!我々と同じ人間の姿をしているにも関わらず、不気味な緑色の血を流す少年がこの千葉県鵺山奥に居りました!!この少年は一体何者なのでしょう!?私達は今夜!少年の正体に迫りたいと思います!!」
幸雄が情報提供をし連れて来たテレビ局の報道陣が現れた。テレビカメラが、緑色の血を流す鵺を映している。
空「んなっ…?!」
鵺「…?」
彼らがテレビ局の人間という事を空はすぐ気付いたが、テレビというものを知らない山奥育ちの鵺は彼らが一体何者なのか理解できずキョトンとする。
幸雄「ほらね〜言った通りでしょうテレビ局の人達〜。先日道に迷ってたまたまこの山に辿り着いた時、この少年が化物みたいな緑色の血を流している姿を見つけたんですよ。ね?俺の言う通りだったでしょ?」
祖母「それを証明する為に鵺ちゃんに暴力を振るったのかい!?幸雄!!お前は自分の息子をどこまで傷付ければ気が済むんだい!?もうやめておくれ!!これ以上可愛い孫を傷付けるのはもうやめておくれ幸雄!!」
幸雄「え?どなた??俺貴方と初対面ですよね?俺がこの少年の父親?ははは!冗談止して下さいよ〜こんな化物の父親なわけ無いじゃないですかお婆さん?へぇ。この少年鵺、って名前なんですかぁ。化物だから妖怪の"鵺"って名前を付けられたんですかねぇ?」
祖母「幸雄ォ!!」

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終焉のアリア【E.D.B661】
鵺が玄関の方を振り向く。来訪者は意地の悪い笑みを浮かべた幸雄。
鵺「ぁ…ぉ…お父…さ…、」
ゴッ!突然現れるやいなや幸雄は鵺を顎から上へ殴った。鵺の緑色の血飛沫が上がる。
祖母「何をするんだい幸雄!!」
空「てめぇ…!!」

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終焉のアリア【E.D.B660】
同時刻、鵺山、鵺の自宅―
鵺の作った夕食を食べる。
空「あ。これ超美味い」
鵺「当たり前だねっか!!俺が作ったんらよ!?美味い以外の答えがあるわけねぇろうっすらぽんつく!!」
篭に溜めた川の水で洗った皿を拭きながらお怒りの鵺。
祖母「鵺ちゃん!お友達にそんな口の聞き方は無いだろう?(汗)」
鵺「俺はこんげ奴と友達になった覚えねぇて!!」
空「あの日お前から貰ったのっぺ…?だったか。煮物結局シルヴェルトリフェミア達が襲撃して食えず終いだったからな。今やっと初めて食えたけど美味いなコレ。食事は鵺が毎日作っているんだっけ」
祖母「そうだよ。私は手が悪いからねぇ」
空「野菜に魚に肉に乳製品に。ちゃんとバランスも考えあるとかすげーな」
祖母以外で初めて自分の料理を褒めてくれる空に嬉しいのに、鵺は会話に入らず恥ずかしそうにしながら、遠目から空を見ているだけ。
祖母「ありがとうねぇ。大好きな孫を褒めてもらえて嬉しいよ。えぇと…」
空「ああ。俺の名前っすか?そういやまだ言っていなかったっすね。俺の名前は…」
ガラガラッ、すると、こんな遅くにしかも人里離れたトンネルの奥に聳える山奥で玄関の引戸が開く音がした。
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