タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B573】
ハロルド「はははは初めまして、ハロルド・パティンスキーといいますすすっ…ほほほ本日はお日柄も良くっっ…」(アリス君とファン君から逃げる為に、本当は参加したくない合コンに来ちゃったけど、これなら1人でホテルに泊まって逃げれば良かったよ〜〜!初対面の女の子と向き合って何を話せば良いの?!それに合コンってつまり、お付き合いする相手を探すイベントだよね?!僕はお付き合いとかそういうの疎いし興味無いから1人のままで良いんだけど、そういう場に居るって考えたらすっっごく緊張するよ〜!!)
リイサ「本日はお日柄も良くだって(笑)」
カミラ「ジジィの会合かよ(笑)」
ハロルド「え、えっと…次は…」
チラッ…。とミナを見る。
ミナ「ちょっと!目で訴えて私に助けを求めないでよ!いくら合コンが初めてだからって大人なんだから、初対面の相手との会話くらい自分で考えなさいよ!あんた男でしょ!女に頼るんじゃない!!」
リイサ「え〜24なのに合コン初めてなんだぁ〜?うぶっぽくて可愛いねぇ〜
カミラ「アタシ、見るからにな童貞は遠慮だわ…」
ミナ「ていうかあと2人はまだ?今朝ハロルドが出勤する前に、保育園へあんたを探しに来たあんたの友達って名乗った2人組を合コンに誘ったんだけどさ!後どのくらいで着くか、あんたから連絡してみてよ!友達なんでしょ?」
ハロルド「…えっ?ぼ、僕の友達2人組…って…?ミ、ミナちゃん…?それどういう事…?えっ…?」
ポン、ハロルドの肩に背後から手が乗る。
アリス「驚かせて悪りぃな。ミナ…つったか?ミナに、俺らが合コン参加する事はお前に黙っておいてくれっつったんだよ。遅刻して悪りぃな。俺はアリス・ブラッディ。こっちのデカイのはファン・タオ。俺らはハロルドの友達(←ここだけ強調&大声)な!」
其処にはまさかの、ミナに合コンを誘われていたアリスとファンが居た。
■拍手ありがとうございます!購読して下さる方が最近多くてとても嬉しいです!ありがとうございます!ですが、私は毎回1度に5枚更新する為、通知が連続で届いてご迷惑ではありませんか…?;大丈夫ですか…?;

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B572】
保育園、職員室――――
ハロルド「はいッッ!!今日の合コンに僕を参加させて下さいッッ!!今晩は自宅に帰りたくないので、できれば一次会だけじゃなくて二次会、三次会、朝まで合コンをして飲み明かしたいですッッ!!」(僕の自宅が知られているから帰ったらマンションにアリス君とファン君が待ち伏せしていそうだから、今日は帰りたくないないんだよ〜〜)
ミナ「えっ…ちょ…、ど…どしたのハロルド…。合コンは死んでも生きたくないって感じだったあんたがどうして急にノリノリになっちゃったのよ…どっか頭ぶつけた…?ま、まあ良いけど…調度男1人足りないし…」
保育士「朝までオールだってさ。ハロルドのクセに女子をお持ち帰りする気満々じゃん。お前そんなキャラだったっけ?」
園長「ハロルド先生〜!園児達に悪影響ですから、そういう私的なお話は園外でお願いしますよ〜!ミナ先生達もね?(汗)」
エミリア「お兄ちゃん今日どこかお出掛けするの〜?エミリアも一緒に行ってい〜い〜??」
ハロルド「エ、エミリアちゃんにはまだ早いからダメかなぁ〜…?」
エミリア「そっかぁ。じゃあお家帰ったらママに、"ごうごんってなぁに?"って聞いて教わってきたらエミリアも行ってい〜よねっ??」
ハロルド「お、教わらないで!お姉ちゃんに聞かないでね?!絶対だよ!!」
ミナ「明日は24歳♂と4歳♀の修羅場になりそうね」

ビル内のバー――――
ミナの女友達2人が酒を飲みながら話しかけてくる。
リイサ「初めましてぇ〜。ミナの友達のリイサっていいまぁ〜す。ミナの職場の同僚なんだってぇ〜?男の子で保育士って珍しいねぇ〜。君、よっぽど子供好きなんだぁ〜?凄い凄ぉ〜い」
カミラ「今は男の保育士めっちゃ居るでしょ。あ。アタシ、カミラね。よろしくーっ」

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B571】
アリス「待てコラ!!」
ファン「何をするつもりだハロルド!!」
マンション渡り廊下の塀によじ登るハロルドへ、アリスとファンが腕を伸ばす。バサァッ!2人に捕まる寸前で烏化し、黒い翼でマンションから飛び立って逃げたハロルド。そんな彼をマンション渡り廊下から見上げる事しかできない2人。
アリス「オイ!ゴルァア!俺らが飛べねぇからって卑怯だぞハロルドてめぇ!!俺らから逃げ切れると思ったら大間違いだかんな!!地獄の果てまで追い掛けて絶てぇ現実世界へ帰らせるからな!せいぜい震えて逃げ回れよクソ坊っちゃんが!!」
ファン(地獄に居る時はもう死んでいる時だから現実世界は意味が無いだろう…(呆))

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B570】
開いたエレベーターに乗っていたのはアリスとファン。
アリス「おいゴルァア!!てめぇが過去に留まりたいなんざクソな事を思ったせいで、俺達までまた9月12日から過去を繰り返させられたじゃねぇか!!どんだけ繰り返したってやり直したって過去は変わらねぇっつっただろーが!!何べんも言わせんな!!ボケてんのかてめぇ?!いつまでもうじうじして過去に留まっているんじゃねぇ!!帰るぞ!!」
ファン「過去を変えたいと思うお前の気持ちはよく分かる。私も2年前の9月13日に多くの大切な者達を失ったからな。だがどう足掻いても過去は変えられない。死者は甦らないんだ。私達がこうして過去に留まっている間に、現実世界の仲間達がMADに殺されるかもしれないんだぞ。過去に殺された人間の命はもう守れないが、現実世界の仲間達の命はまだ守る事ができる。お前次第なんだ。お前が現実世界へ帰りたいと願わなければ、お前は帰れない。過去は諦めて、帰りたいと心から思え。ハロルド!」
ハロルド「〜〜〜!」(どうして僕の自宅が分かったの〜?!!(滝汗))
ダッ!ハロルドは逃げ出す。
アリス「おいぃい!この期に及んでまだ逃げるんじゃねぇぞクソが!!」

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B569】
ハロルド「救えるまで10001回でも100000回でも繰り返してみせるよ。だって約束したんだ。"絶対に守る"って。約束は破ったらいけないでしょ?」
カチコチ、カチコチ、カチコチ、カチコチ。逆回転する秒針の音が速さを増していくから、アリスとファンはハロルドへ腕を伸ばす。
ファン「まずい!これは9月13日以前の平穏な過去へ再び戻る時の現象だ!ハロルド!待て!現実世界へ帰りたいと願うんだ!聞いているのかハロルド!!」
アリス「おい!こっち来やがれ!じゃねぇとまた帰れなくなるだろうが!さっさと帰るっつっただろ!どんだけ自己中なんだてめぇは!!行くな!戻ってきやがれハロルド!!」

2年前9月12日の朝、72回目の過去――――
ハロルド「…ハッ!」
飛び起きたハロルド。 着替えると、保育園へ出勤する為、マンションのエレベーターへ乗り込もうとする。
ハロルド「…ふぅ。良かった。また最初の過去に戻ってる。過去を繰り返してる。これでまた皆を救えるチャンスが与えられたんだ。今回こそ救わなきゃ。守らなきゃ。…さすがにもうアリス君もファン君も僕を見捨てて現実世界へ帰ったよね。ならもう2人から現実世界へ連れ戻される事無く、エミリアちゃん達の救出に集中できそうだ」
ポーン、チャイムと共にエレベーターのドアが開く。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2017年06月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリー