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終焉のアリア【E.D.B406】
グラウンド――――
楓「お兄ちゃんの赤組応援歌がミルフィの歌だったなんて知らなかったー!お兄ちゃん教えてよねっ!体育祭までに私がお兄ちゃんに踊りをマスターさせたのに!」
結局体育祭へ友達の綺羅々(波瑠久の妹)とやって来た楓は上機嫌でミルフィの曲を踊る。
空「ミルフィって誰。アイドル興味無いから知らないし」
楓「中学生でミルフィ知らないとか…お兄ちゃん…お爺さんみたいだよ…」
綺羅々「あっ。あれ私のお兄ちゃんだよ」
楓「何処何処??」
綺羅々「応援団の一番左」
楓「あっ分かった!綺羅々ちゃんと似てるね!」
綺羅々「そうかな。波瑠久お兄ちゃんかっこ良いでしょ。毎年バレンタインにチョコ食べきれない程貰うんだよ。それに優しいしスポーツ万能で自慢のお兄ちゃんなんだ。超馬鹿だけど」
楓「私のお兄ちゃんだってかっこ良いもん!!バレンタインにチョコ沢山貰うから分けてくれるし!お誕生日プレゼント毎年くれるから優しいし!スポーツ万能だし!頭も良いんだからっ!自慢のお兄ちゃんだもん!!」
綺羅々「はいはい…分かったよ楓ちゃん…」(相変わらず負けず嫌いだなぁ…。ここは私が引かないと…)
空(でかい声で何話してんだこいつら…)
楓「お、お兄ちゃんっ」
空「ん?」
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終焉のアリア【E.D.B405】
來斗「つーか何今の?!お前ら見たっしょ?!あのメガネクン彼女と登校的な?ヤバくね!?まだ中学っしょ?!」
圭「フツーじゃん。今時小学生でも彼氏彼女いるってネットに書いてあったし〜。中学ならフツーにヤってる奴らも居るじゃん。鈴木とか武田とか自慢してんじゃん。お前知らないの?」
來斗「マジで!?(滝汗)じゃあチョー可愛真咲ちゃんとメガネクン朝帰り登校的な?!ヤベェーー!!俺ら男3人で遊びまくってる場合じゃないっしょ?!俺は今日の体育祭、赤組応援団長で目立ちまくって初彼女ゲトるから!お前らとはオサラバな!」
圭「どんだけ彼女欲しいの?ボクは女子とチューとか突っ込むとか面倒いから無理〜。てゆーか"赤組応援団長は波瑠久君が良かったよね〜"って女子達が言ってたよ」
來斗「俺どんだけ嫌われてんの?!(泣)」
圭「女子とのLINEで既読されても返事無いと催促するキモいゲボ野郎だからじゃん?」
來斗「言い過ぎだろ!(泣)」
圭「てゆーかお前が団長だと応援歌も衣装もミルフィ仕様なのチョーウザいんだけど。公私混合やめてくんない?」
來斗「♪アイドルだってぇ〜こっそり〜内緒のデートをしてみたいの〜だって私はぁ〜フツーの女の子だもん〜♪」
圭「歌うなキモい。耳が腐る」
波瑠久「あ。サングラスあった。無くしたと思った」

ドタドタとグラウンドへ走って行く3人を、空、真咲、関はポカーン…と見ていた。
空「何。あの朝からうるさい奴ら」
関「サッカー部の奴らだろ…。はぁ…良いよなぁ。野球部の俺と違ってサッカー部はスクールカースト上位だから応援団になれてさぁ〜…。俺もサッカー部だったら女子にモテる率高しな応援団になれたかもなぁ」
空「無理だろ」
関「おい!(怒)」(帰宅部なのに何で雨岬はモテるんだよ!!(泣))
関「つーか。サッカー部の奴らが言ってたみたいに。雨岬と藤代ってどこまでいってんの?(笑)」
空「?!///(赤面)」
真咲「〜〜///(赤面)」

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終焉のアリア【E.D.B404】
波瑠久「あっ」
空とぶつかってしまった男子生徒は同じ3年生の波瑠久。さらしを巻き法被を羽織り、ミルフィのトレードマークハートのサングラスをかけた圭、來斗、波瑠久(波瑠久だけサングラスをかけてない)。3人が奇抜な衣装を着ている理由は、今日の体育祭で応援団幹部だから他生徒とは服装が異なるのだ。
自分が過去に閉じ込められているとまだ気付いていない空にとって、彼ら3人は友人でもないただの同学年の生徒。
波瑠久「ごめん!急いでたらぶつかった。大丈夫か?」
空「平気。俺こそ後ろ見なかったしごめん」

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終焉のアリア【E.D.B403】
楓「雨岬楓を子供扱いしないで下さいッ!!(怒)」
空「それが子供なんだっつーの…」
真咲「まあまあ空〜。そんな言い方しないであげて?」

桜ノ宮中学校―――――
それから学校へ到着した2人。玄関で靴を履き替える。
空「あの調子だと絶ッッ対に来るぞあいつ…」
真咲「でも"分かった行かない"って言ってたよ?」
空「そう言って来る奴なんだよ楓は」
真咲「それだけ空を好きなんだよ。でも小学生だけで来るなんて心配だね」
空の友人で坊主頭の関も登校
関「よっ。藤代。今日も雨岬と登校?」
真咲「おはよう関君。そうだよ。空と登校してきたよ」
関「ヒューヒュー!相変わらず朝からラブラブっすな〜」
真咲「そ、そんなんじゃないよ!家が近いだけだよ!」
ドンッ、
空「!」
空の背中と男子生徒の背中とがぶつかる。

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終焉のアリア【E.D.B402】
真咲「おはよう空。待ち合わせ場所にまだ居ないから来ちゃった」
来訪者は同じ中学で同級生且ついつも一緒に登校している空の彼女・藤代 真咲(ふじしろ まさき)
空「ああ。ごめん」
楓(お兄ちゃんの彼女?!話は聞いてたけど初めて見た…美人!(ガーン))
空「そういや。こいつまだ小6のクセに友達と2人で今日の体育祭見に来るんだって。俺が、小学生だけは物騒だし危ないからやめろっつっても、行くって聞かないんだよ。藤代はどう思う」
真咲「それは危ないから駄目だよ楓ちゃん。ニュースでも誘拐事件が毎日のように流れているよね?だから空は意地悪で来ないでって言っているんじゃないよ。まだ小学生の可愛い楓ちゃんが心配で言っているんだよ。だから…、」
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