タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B339】
右半身を電撃で左半身を凍り付けにされながらも、ケリーへ近付いてくるエリ。
エリ「ぅぐっ…!此処へ来る前にライトとハルクの血を啜ったから…その影響でね…!まだ私の体内に居る2人の血液が反抗をしている…!」
商業ビルで2人の血液を飲んだエリの体内でライトとハルクはエリの体内から攻撃をしている。親友ケリーを助ける為の最期の足掻きだ。
エリ「でももう私の血となり肉となった2人は死んだも同然!なのにまだ反抗を続けるなんて本当に悪い子達だわ!紛い物な貴方達を誰が救ったと思っているの!ケリー貴方もよ!!」
激怒したエリが、ケリーのカチューシャを奪う。
ケリー「やめろよ!!返せ!!それはあいつらがボクの誕生日にプレゼントしてくれた大切な物なんだ!」
エリ「そうよ覚えているわ。だって私が資金提供したもの。あの2人がケリーに贈った物だからこそ目障りなの」
ケリー「やめろ!やめろ!!これ以上ボクからあいつらを奪うな!!」

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B338】
バチバチッ!ピキッ…!
ケリー「?!」
突然エリの体内から右半身を電撃が襲い、体内から氷が左半身を凍り付けにした。
エリ「なっ…!?これはまさか…!!」
ケリー「ライト…!?ハルク…!?」
見覚えある電気と氷を見て目を見開くケリー。

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B337】
ライトとハルクの血塗れの軍服を引き寄せる。
ケリー「ごめ…、ごめん…!ごめ"ん"…!ボク…謝る…からっ…、帰ってきてよ…!ボクを独りぼっちにしないで…!お前らが居たから…パパとママが殺されても…ボクがMADにされても…今迄生きてこれたんだよ…。お前らが居なきゃ…ボクもう…生きてる意味無いよ…!3人ならサイキョーって…言ってたじゃん…!ボク独りじゃサイキョーになれないよっ…!…ごめん…ごめん…ごめんね…!ボクいっぱい謝るからっ…!お願いだからまた…いつもみたいに馬鹿して笑って…、圭って呼んでよ…來斗っ…!!波瑠久っ…!!うっ…、ぐすっ…」
座り込んで泣くケリーの背後から忍び寄るエリ。
エリ「生きてる意味が無いのね。なら調度良いわ。お腹が減ったの。だから私が殺してあげればどっちにも都合が良いでしょう。ね、ケリー…いえ、圭?」

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B336】
ガクン…膝から崩れ落ちる。
ケリー「嫌だ嫌だ嫌だ!!何でだよ!この前呪いをはね除けたじゃん!?なのに何で今日はそれができなかったんだよ!!2年前のあの日の放課後ボクが遊ぼうなんて言わなければあいつらはMADにならなかった!!ボクが東京へ引っ越さなければ!あいつらと出逢わなければ!!ボクと友達にならなければあいつらは今、死ななかったのに!!」
ケリーの脳裏では小学3年生の春、東京の小学校へ転入した日の記憶が甦る。
担任『京都から転入して来た水落圭君よ。皆、仲良くしてあげてね』
來斗『おーい!転入生お前俺の隣の席な〜!こっちこっち〜!』
波瑠久『転入生、クラブに興味有る?俺と來斗はサッカークラブに入ってるんだけど良かったら一緒にやらない?』

タイトルなし

終焉のアリア【E.D.B335】
ガシッ!エリにしがみつく。
エリ「あらあら何?イーヴィルアイで貴方に呪いをかけた私のせいだと言いたいの?呪いで友人を自分に食べさせた私を殺しにきたの?それともどっちも?」
ケリー「…ねぇ…、お前の能力でさ…ボクを過去へ閉じ込めてよ…ライトとハルクが生きてた過去にボクを一生閉じ込めてよ…!!」
エリ「ダ絶対にしてあげない」
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