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終焉のアリア【E.D.B254】
エリ「アハハハ!アハハ!」
ケリー「ぎぇええ?!エリちゃんが森ちゃんに化けてたのは知ってたけど、本来のエリちゃんの姿、普通のMADと違い過ぎない?!超キモいんだけど!!」
ハルク「師匠と敵対する前にイーヴィルアイを取得できなかったのは残念だな」
ケリー「取得しなくて良かったし!!ハルクもあんな化物になってたかもじゃん?!お"え"ぇ"ぇ"!!」
静かなライトをふとケリーが見たら、歯を食い縛って堪えてはいるがライトの頬を涙が伝っていた。初めて見たライトの泣き顔にケリーはスッ…、と涙を指で拭ってやる。
ライト「…!」
ケリー「しっかりしろってば!泣いてた事キティにチクるよ?!そんなにしょげるなってば。大丈夫だって。キティの呪いも解いてやるよ!そうすればまた仲良しに戻れるじゃんハッピーエンド!まっ。どーすれば解けるかは分かんないけど、ボク達3人ならいつでもサイキョーなんだから絶対ダイジョーブ!エリちゃんはああ言ってたけど、ボク達は何があってもお前を裏切らないから友達だから!もうメソメソしないでよねヴァーカ!」
拳を突き出すケリーに、ライトも拳を突き出した。
ライト「…そうだよな。3人ならできるよな。…マジごめん。…すげー救われてる。本当ありがと」
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終焉のアリア【E.D.B253】
エリ「アハハハハハ!!」
今まで地球人の姿に化けていたエリが本来の姿を現した。巨大な緑色の体に幾つも付いた真っ赤なイーヴィルアイの化物MAD。放心状態のライトをケリーとハルクが引っ張って、エリから逃げる。
回復したドロテアは、シルヴェルトリフェミアを抱き抱えてエリから逃げる。

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終焉のアリア【E.D.B252】
ハルク「イーヴィルアイ。日本でいう邪視・魔眼だ。悪意を持って相手を睨み付けて、対象者に呪いを掛ける魔力」
額や頬に目玉が現れたエリ。
エリ「皆に内緒にしてって言ったよねハルクゥ?ハルクは私の一番弟子だから私の後継者にしようと思っていたのに残念だわ。あ〜あしくじっちゃったぁ。せっかくEMSを乗っ取って後はシルヴェルトリフェミアを殺れば私の天下だったのに、ライトとキティの馬鹿がしくじるんだもの。散々よ。ハルクが勘づかなければ、さっき私の瞳を見たライトに"四肢バラバラにされて私に食べられる"って呪いをかけたのになぁ。残念。しくじらなければライトは私の可愛い可愛い大事で大好きな部下だったのに、今はもう大ぁい嫌い!あ〜あ。ケリーもハルクも可哀想可哀想。悪い子ライトのせいでMADだってバレちゃうわ。ライトなんて要らないでしょ?ケリー。ハルク。私の元へ来なさい。そうすれば貴方達2人をこれからもずぅっと私が守ってあげるわ」
ハルク「自分の計画の為なら不要な奴は無慈悲に排除する。それが師匠の本性か」
ケリー「エリちゃんどうしてそんな酷い事言うの…?!ボクはライトが死ぬなんて絶対嫌だよ…!?ボク達8人全員子供みたいに可愛い部下だって、私達は家族だっていつも言ってたじゃん…!確かにライトは馬鹿したけど、馬鹿した奴を助けるのが家族じゃないの…?!」
ライト「…!」

ドロテア「…ついに本性を現しましたね。自分に仇為す者・自分の不利益を被らせる者全て惨殺し、同族であろうと捕食する大食且つイーヴィルアイを持つ悪名高きエリ・イーヴィル…!」
シルヴェルトリフェミア「早く回復しないとエリお姉ちゃんにシトリー達も殺られちゃうよぉ〜!」
ライト「…エリちゃんがぶちギレるのは分かる。エリちゃんもイーヴィル隊全員を窮地に追いやったのは俺のせいだ。エリちゃんに食い殺されたって償えない大罪だよ。…けど。キティちゃんのミスだけは見逃してくれないかな?キティちゃんもMAD化するミスしたから地球人に正体がバレちゃったんだけどさ。俺は四肢バラバラにされてもエリちゃんが気が済むまで好きなようにされて食われても構わないから。その代わりキティちゃんは食わないでほしいんだ。キティちゃんは、か弱くて泣き虫な女の子だからさ」
エリ「嗚呼ライトはキティが大好きなのね。なら尚更良かったぁ!さっきキティにねイーヴィルアイで呪いをかけてきたのよ。"ライトは敵だから四肢をバラバラにしなさい"って。可哀想に。ライトが次会う時キティはライトを大嫌いになっているのよ。バラバラにしにくるのよ。そしてバラバラになったライトを私が食べるの!キティとはもう仲良しな頃には戻れないわね。嗚呼可哀想!私の計画を台無しにした罰よ!アハハハハハ!」
ライト「…!!」

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終焉のアリア【E.D.B251】
ライト「え…、」
エリの瞳を見せないようライトの目の前に氷を張ったハルク。お陰でライトはエリの瞳を見ずに済んだ。だがエリにとったら、勘付いたハルクに邪魔をされてしまい失敗したから、ハルクを睨み付ける。それでもハルクは怯まない。
パキッ…パキッ…ライトの目の前に張られた氷が自然と割れていく。
ライト「え…?エリちゃん今の…何?」
ケリー「エリちゃんの目が光った…?目を反らせって…ハルクは知ってるの?」
ハルク「俺以外は知らないだろ。皆が知っている師匠の能力は"対象者の過去を干渉し過去に閉じ込める事ができる"。けど師匠にはもう1つ能力がある。師匠は能力が2つあるせいで体調が優れない時があった。だから俺にだけ師匠が片目だけでもその能力を与えようと考えていた。だからいつか片目だけでも使えるよう俺だけ訓練を受けていた。師匠のもう1つの能力は、自分の瞳と対象者の瞳とを合わせた時、師匠は対象者を絶対服従できる。師匠のその瞳の名は…」
エリ「……」

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終焉のアリア【E.D.B250】
エリ「ライト大変だった。ネットで見たわ。大丈夫?」
ライト「え。あ…うん」
エリ大好きコールをしたのにエリは珍しくケリーの頭を撫でずスルーして、ライトの方を向くから、ケリーは嫉妬。
ケリー「ガーン!!」
横でケリーが膨れっ面でぷんぷんお怒り。
ライト「エリちゃんマジごめん…。ネットで見たなら知ってると思うんだけど、俺MADだってバレるヘマしたんだ…そのせいでイーヴィル隊が世界中からMADだって疑われる羽目になって…」
エリ「大丈夫。なってしまった事はもう仕方ない。さっきキティに会ってきた」
ライト「え」
エリ「ライトを心配してた」
ライト「そっか…」

エリはライトの頬を両手で掴むと顔を近付ける。
エリ「ライトが無事で良かった。もっとよくお顔を見せて。私の目を見て。そう。近くで。もっと、もっと」
その瞬間エリの瞳が真っ赤に光った。それが何を意味するか瞬時に気付いたハルク。
ハルク「…!ライト!師匠から目を反らせ!!」
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