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終焉のアリア【E.D.B234】
見下ろして微笑むシルヴェルトリフェミア。
ライト「…はっ!ラスボスの登場早過ぎじゃね…?!」
脅えて泣くキティの頭をギュッ…、と抱き寄せて笑みキティの前では気丈に振る舞うライトだが内心、最強のMADの長を前に酷く動揺している。一方脅える来栖はMADアリスとマジョルカに連行される。
MADアリス「君でしょ?イーヴィル隊がMADだったってネットに流したの。よくやってくれたじゃーん。その手があったねぇ〜」
来栖「え?は?え?!」
マジョルカ「脅えなくて良いよ。食いはしないさ。イーヴィル隊の正体を見事地球中に流してくれたお前をシルヴェルトリフェミア様とドロテアさんが褒め称えたいって言ってるからね。ちょーっとついて来てもう一仕事してくれるかい?ギャッギャッギャ!」
ライト「ラスボスをぶっ倒すのも可愛いお姫を守るのもヒーローの役目って決まってるからね。アリシアちゃんと日本に来てるんでしょ。ならキティちゃんはアリシアちゃんの所へ逃げてね」
キティ「にゃにゃにゃにゃ!にゃにゃにゃにゃ!!」(そんな事できないよ!Meも戦う!その為にエリさんから能力を貰ったんだよ!!)
ライト「あ。そういえば。さっきのデート1個やり忘れがあったんだよね」
キティ「…?」
■本当何が起きたんですか…!拍手と、またも今迄で1番沢山の閲覧ありがとうございます!感激ものです!皆様のお陰です!

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終焉のアリア【E.D.B233】
場面は戻り、現在―――
来栖にMADである事を世界中に知らしめられてしまったライトとキティ。
健「うっわ!すっげー!拡散されまくってる!」
来栖「さっすがネットの力」
良樹「次は動画載せようぜ」
来栖「だな!」
キティ「にゃにゃにゃにゃ…にゃにゃ…」(さっきライトの事、恐い地球人と一緒にして本当にごめんね…傷付いたよね?ごめんね…)
ライト「そんなのと〜っくに忘れちゃってたよー☆気にしない気にしな〜い!」
キティ「にゃにゃにゃにゃ…にゃにゃ!」(たくさん守ってくれたからもう恐くないよ!だから…さっきの返事!OKだよ!Meとずっと一緒に居て!)
ライト「マジで?!やったねー!人生初彼女がこ〜んなに可愛い子で俺って幸せ者☆」

ブシュウゥウ!!

来栖「…は?」
来栖の両脇に居た健と良樹の頭が血飛沫を上げて突然、吹き飛んだ。その様を目を見開いて驚愕しているライト、キティ、来栖。
MADアリス「なぁんだ波瑠久君居ないじゃん、がっかり〜。Hello〜裏切り者と地球人のブッサイク共〜。」
マジョルカ「裏切り者MADも居るけど、若い美味そうな地球人も居るじゃないかい!」
空から現れたのは、シルヴェルトリフェミア、ドロテア、MADアリス、マジョルカ。イーヴィル隊と敵対するMAD勢だ。たった今、健と良樹の首を飛ばしたのはシルヴェルトリフェミア。

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終焉のアリア【E.D.B232】
ライト「あー!急に思い出した!あいつらをいっちゃん早くぶっ倒した奴にご褒美で好きなの何でも買ってあげるってエリちゃんが言ってた!」
ケリー「マジで?!さっすがエリちゃん太っ腹〜!」
ハルク「言ってたっけ?」
ライト「ご褒美欲しい人ー!はーい!」
ケリー「はーい!!」
ハルク「俺も!」
ライト「じゃあ誰がいっちゃん先にぶっ倒せるかバトルなー!」
ケリー「そんなのボクに決まってるじゃん!?」
ハルク「俺だろ」
空達旧EMS軍人を追い出す戦闘へ向かう為、廊下を駆けて行く3人だった。

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終焉のアリア【E.D.B231】
EMS軍本部――――
それから月日は流れ。エリがEMS軍将軍グレンベレンバを追い出し、イーヴィル隊がEMS軍に入軍し空達を追い出す当日。
ケリー「MADをぶっ殺す主旨のEMS軍を、地球人を装ってボク達MADが支配する…ねぇ。バレなきゃ良いんだけど」
ハルク「師匠がついていれば大丈夫だろ」
灯りの消えたEMS軍本部の異常に、ハロルド、アリス、ファン、花月が廊下を走る様子をケリーが双眼鏡で眺める。
ケリー「あいつらを今からぶっ倒して追い出せばイーのかぁ〜…。けどあいつら生まれつきの能力持ちだし幾度とMADと交戦してきた軍人じゃん。ボク達で敵うのかなぁ?」
ライト「俺らも能力有るんだしヨユーっしょ。ふわぁ〜眠っ」
ハルク「この1年間師匠から特訓を受けたんだ。心配する事無いだろ」
ケリー「…あいつらと仲間になりたいなんて思わない。だってあいつらはボク達MADを殺す地球人だから。…けどさ。地球がMADに侵略されてもあいつらはMAD化されなかった。地球人のままじゃん。…同じ地球人なのにボク達とあいつら…何処で何がどう違ったのかな。神様はどうしてボク達だけをこんな目に合わせたの…?」

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終焉のアリア【E.D.B230】
バチィン!
ケリー「痛いっ!!」
構えた右手がケリーの額をデコピン。右手の正体は、独りが嫌なケリーが出てくると分かっていて待機していたライト。
ケリー「痛ッたーー!何すんだよ!!」
ライト「お前があいつらや人肉に慣れないのは分かるけどさ」
ケリー「はぁ?何!?」
ライト「あいつらと話してみろよ。イイ奴ばっかりだわ。お前にボコボコにされたら普通呼びに行きたくなくなるっしょ?でも毎回呼びに行くじゃん?そーいう事っしょ。あいつらと1人で話すのが嫌なら俺らと一緒に話せばOK☆」
ハルク「人肉で悩んでるのはケリーだけじゃない。俺もライトもかなり苦戦してるよ。でも普通の飯がもう食えない以上、何も食わない事はできないだろ。だから食事は3人で頑張っていこう。俺達3人なら昔からサイキョーだっただろ」
ケリー「……」

ハルク「そういえば。師匠が言ってた。師匠が譲渡してくれる能力。水、電気、氷。ケリーはどれが良い?」
ケリー「勿ッ論、水でしょ!だってセルフプール作れるじゃん?」
ライト&ハルク「ジャンケンポン!」
ハルク「あ。俺チョキ。勝った。じゃあ俺、氷にする」
ライト「んな"ーー?!じゃあ俺余り物の電気?!ビリビリしそうでマジ嫌なんだけど!!」
ケリー「??お前ら何でいきなりジャンケンしたの?」
ケリーに水能力を渡して自分達は残りの能力をジャンケンで決めていたライトとハルクの気遣いに、ケリーは気付いていないが2人は寧ろ気付かれていないそれで良かった。
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