本かんそう(梟の城)

※粗筋すら書いていない、でもネタバレと強硬に主張すれば、そう言えなくもないかもしれない部分が無きにしも非ず。



最近めっきり本を読める状態ではないのですが、唯一確実に一人になれる歯医者さんでちまちま読んでいた「梟の城」、やっと読み終えました…!
間に1ヶ月開いたりしたので、
「あれ、これ今どんな場面だっけ?」とか、
「…この人誰だっけ?」とか、
「そもそも誰の依頼を受けてたんだっけ…?」とか、
まあ惨憺たる記憶力で、その都度ちょっと前から読み直しながら読み進めました。

正直読み終えた今は、最初の頃のエピソードとかほとんど覚えていないんですが(^_^;)、一番の感想としては
「えっ!そう来たの?それでいいの?ええ〜!?」
です。
いやー、うん、どうなるんだろうと思っていたんですが、結末は予想外でした…。
いやね、依頼が果たされないことは大抵の日本人なら分かってると思うけど、まさか石川五右衛門で締めるとは…。
え?そうなの?それでいいの!?
忍者の技?の描写は
「すごーい!かっこいーい!私も出来たらいいのに〜!」
と、ヒーローに憧れる小学校低学年男子並の感想を持ちました。
でも本当にこんなこと出来たのかな?

ともあれ、男性陣はいやもう勝手でずるいけどキャラ立っていて、小萩は妖艶で、娯楽小説としては面白いと思うけど、私好みではなかったな…。