全て自分で行うのではなく、業者に依頼する引っ越しであれば、誰が、どこへいつ引っ越すかが決まった後に、いくらぐらいかかるかなどを決めるため、業者に見積もりを出してもらいこちらが納得いく結果を得られたところで作業を依頼する正式な契約を交わします。


費用を節約するため、自分で荷造りする契約であれば業者から必要な梱包材をもらい、準備しておきます。


引っ越し当日は、作業の流れについて業者が仕切ってくれると考えてください。


いよいよ明日は引っ越し、という日には、何時に、誰がどのように動くか確かめましょう。


何時に業者が来る予定か、作業終了の目標は何時かなどの決められた時刻を確認し、人の動きを調整します。


荷物は運びやすいように移動しておきましょう。


当日の関係者のために冷たい飲み物の準備をしておきましょう。


作業が終わったところで、飲み物を出せば夏だと、とても感謝されます。


近年においては、だいぶん廃れてしまったようですが、家族やお手伝いの人と、引っ越し作業のあとでソバをいただく、といった面白い習慣が、かなり以前からありました。


由来を見てみますと、ソバということで「細く長く」お付き合いをという、願いが込められていますし、この度お「ソバ」に引っ越してきたので、以後お見知りおきをというダジャレもこめてご近所のみなさんに振る舞ったのが、始まりだと言われているようです。


アパートなどの借りていた部屋から引っ越す時には、立会いという名の部屋のチェックが入ることを知っておきましょう。


管理会社から物件の担当者が部屋に来て、最後の時点の、室内点検があります。


退去時の立会いが終わったらめでたく退去が叶います。


全てに当てはまるわけではありませんが、払うべき公共料金の支払いはすっかり終わらせているべきですし、鍵についてはスペアを含め、全部返すことになっていますので、気を付けましょう。


仕方のないことですが、最近、マンションやアパートで隣に住んでいる人のことを全くはっきりしなくても何とかなるというのがごく普通になっています。


それでも、日常の挨拶や何かあったときに助け合うくらいの関係は保っていた方が良いでしょう。


お隣さんといい関係を作るために、取りかかりとしては転入したらできるだけ早く、おみやげを持ってお隣に挨拶に行くことがまず必要です。