一人で移動するのではなく、一家が転居するとなると当日はやるべきことに追われてしまい、作業だけで一日終わってしまうでしょうから、あらかじめ終わらせておけることがあれば済ませておけば安心できます。


ライフラインである水道、電気、ガスなどの確保は忘れずにやっておいて、引っ越し当日に使うと考えられるものは荷物の中でも目立つようにして、取り出しやすくしておくことも大事です。


今の家に私たちが引っ越したとき、1歳の子供がいました。


子供でも、引っ越しを経験して新しい環境に慣れるまでの間、勝手が違うことに戸惑っているようでした。


引っ越しを機会に、たくさんあった子供のものも使わなくなったおもちゃなどを整理しました。


仕分け作業のときに母子手帳を見つけて読み返してみました。


なんだか懐かしく思いました。


お店などで、何かをしてもらったタイミングですっとチップを差し出す、ということを、普段行なう人はなかなかいないと思いますが、しかしながら、引っ越しの時には、そうしたお金を渡す人が大半です。


引っ越しという大仕事を、無事に済ませてくれたスタッフさん達に感謝と労りの気持ちで、幾らか包んだり、また、飲み物など差し入れを、あらかじめ用意したりします。


当然ながら、こうした差し入れなどは、渡す必要はないのですが、大変な、気の抜けない作業をしているスタッフからすると、心付けをもらえるのは素直に嬉しいし、正直助かる、ということです。


収拾がつかないくらい、ものをたくさん持っている生活を日常としている方には、引っ越しの最大の障壁は荷造りを完了することでしょう。


ものの多さの余り、本当に荷造りできるのか自信がなくなってしまったら引っ越しができないのではないかと思うかもしれませんが、これもチャンスだと思いきって捨てることを楽しめれば一番楽なのは自分自身です。


先週の土日を使って、引っ越しを終えました。


新居に入った日、夕方になって部屋の明かりをつけて「これからはここが自分の家だ」とジワジワきました。


その後、思い切って奮発し、普段ならぜいたく品のピザとお寿司をとって、好きなワインも買ってみんなでささやかな乾杯をしました。


期待でいっぱいの新しい生活が始まりました。