人により引っ越しのやり方は様々ですが、最近多いのは、引っ越し業者に梱包、運搬などすべてを任せるタイプのものです。


ですが、大型の家具や、重い家電が運ばれる際には、近くでその作業を見守っていた方が良いでしょう。


もし仮に、引っ越し業者のスタッフが大きな荷物を運んでいる間に壊したり、傷をつけたりすると、引っ越しにまつわる約款によって、業者が補償を行ないますが、確実にその傷が引っ越しによるものなのかどうかわかっておく必要があるからです。


写メなど残しておくと良いかもしれません。


生活が変わるきっかけとして引っ越しを捉えるならば、様々な側面から、生活そのものを改めて考え直すものですが、NHK受信料を支払うかどうかも検討しなければならないでしょう。


引っ越し後はテレビのないライフスタイルを選ぶのなら、受信料という無駄なお金を払う必要もないので、受信料を引き落としにしている場合は中止の手続きをして、NHKに解約手続きを申し込む手続きを、やってみる価値はあります。


ご自分の車がある方は、引っ越しのとき車も住所変更の届を出さなくてはなりません。


ナンバープレートが変わるのは面倒だと気にする方もいるでしょう。


これは単純な話で、ナンバープレートの変更はどこの市区町村に転入するかによって決まります。


転出してきたところと、同じ陸運局の管轄ならナンバープレートの変更はありません。


管轄が異なる地域であれば、ナンバープレートも変更しなくてはなりません。


新しい住まいに引っ越すにあたり、ライフラインなどの手続きとともに、もう一つできればネットも使えるよう、整えておきたいものです。


料金の件などで、現行の契約に納得がいっていないならこの機会に解約を考えてみましょう。


でも、現状で十分と考えているなら、基本的な契約はそのままにしておき単に住所変更手続きだけで良いのですが、以前のプロバイダが新居では使えない場合もありますので要確認です。


例えば、新居にネット環境がまったくない、回線が引かれていないような状況ですと開通工事などの必要も出てきます。


そういったこともあらかじめ、考えておくと良いでしょう。


多くの場合、引っ越しでかかる諸々の費用のうち、結構な比重を占めるものはエアコンの設置や取り外しの工事代だと言われています。


素人にはエアコンの取り扱いは難しく、設置などには通常、専門家を呼びます。


ですから、工事費の例としては、取り付け一台で軽く一万円ほどはかかるようです。


ただ、引っ越しと同時にエアコンの取り付けまでしてくれる契約をしているのであればそれ程高額にはなりません。


でも、新居にエアコンを運んだのはいいけれど、設置の段取りはしていなかった、という場合は取り付け工事をしてくれる業者を探して頼むか、新しいエアコンを買って設置してもらい、古い製品の引き取りもしてもらうように相談するなどよく検討しましょう。


ただ言えることは、古いクーラーだったら買い替えた方が、電気代は得するようです。