私はこの町で仕事に就いたため、およそ10年前に今のアパートに引っ越すことになりました。
3年くらい働いたところで、実家の近くで仕事を見つけるつもりで、住所変更しなくても良いと思っていました。
ところが、職場は楽しいし、この町も居心地の良いところで、思ったより長居してしまい、この土地で結婚しても良いかと思うようになり、今住んでいるところの方が税金が安いのも事実で、これからでもいい、住民票を移そうかと考えているところです。
アパートなどの借りていた部屋から引っ越す時には、立会いとよばれる、お部屋チェックがあるのです。
大家さんや管理人さんの立場の人が部屋に入ってきて、部屋のチェックを隅々まで行います。
退去時の立会いが終わったらやっと退去です。
ケースごとに多少違ってきますが、水道ガス電気など、公共料金の支払いは済ませておくのが常識ですし、部屋の鍵ですが、自分で作ったスペアなども全て、管理会社に返却しましょう。
引っ越すのは来月なのですが、荷物の中にピアノを入れるか手放すのかが悩みの種です。
誰もピアノを弾くことはなく、ただの飾りにしかなりません。
これを処分するにしても費用はかなりかかることでしょうし、どうしたら良いのかわかりません。
誰かもらってくれる方がいれば譲りたいのですが、引き取り手はそうそう現れません。
あらかじめ引っ越しの費用がいくら掛かるのか、把握しているつもりでもかなり高額になってしまうことが多いです。
あまり無駄な費用をかけたくないのであれば、業者の選択についても事前によく考えた方が、後悔が少ないようです。
引っ越し業者の料金は、移動距離や荷物の総重量が同じ場合であってさえ業者ごとに料金が異なる場合が珍しくありません。
引っ越し料金一括見積サイトの存在が、業者ごとの料金を知りたい時には役に立ちそうです。
利用方法は簡単です。
サイトから引っ越し先など、見積もりに必要な情報を書き込んで一括見積もりを申し込みますといくつかの業者の、それぞれの見積もりを取れますから、金額を比べられ忙しい時でも手間がかからないので、大変便利です。
転勤が多いので、他の人より引っ越しの経験は多いのですが、一つだけ大きな声で言っておきたいことがあります。
「壊れる心配のある大事なものは、他人に任せたりしないこと」。
ちょっと大手の引っ越し業者に運んでもらった荷物のうち、食器がいくつか、ヒビを入れていたのでした。
はずかしながら、自作の陶器でしたから、かなりショックを受けました。
といっても、高い物ではなかったので、文句をつけるために電話したりなどはしませんでした。
これ以降の引っ越しでは、壊れやすいものと貴重品は、自分の手で運んでいます。