6 STAR LXXE RALLY

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思いがけず届いた、
君からの言葉。


そして思い出すのは、
君の。



会いたい。
会いたくない。

きっと分かり合えないから。


それでも君の心の
そのおくに。


感じることや
揺れ動くことを恐れて

ただ静かであろうとする君の、
その心のおくに。


あの日あの時の灯が
温かく、そして優しく

揺らめいていればいいと、願う。




『そのおくに。』

茶化すように繰り返す。

押し殺しても消えない。

不安や寂しさと一緒に
また大きくなってしまうから

また私は繰り返す。

真面目なあなたが否定する度
叶わないこと、言い聞かすの。

一度でいいから
私に触れて。



『心のどこかでそう願う』

時々で、いいから。

そっと抱き寄せ、囁いてね。

愛してるより愛おしく、
私の名前を。

照れ屋な貴方が持っている
たったひとつの、

愛の言葉。




『愛の言葉』

きっと少し
強引なくらいがいい

他人の言うこと聞くのは
好きじゃないけど

それさえ気付かないほどの
大きな愛で包んでくれる人がいい


いつか誰かを愛せるなら
いつか誰かに愛されるなら


『それがいい』

身体の中の、奥の方が痛い。

鈍く重く、締めつけるような、痛み。


吐いてしまえば、ラクになるだろう。
多分きっと。

例えばそれが、
君を傷つけることだとしても。

吐いてしまえばラクになるだろう。

その後ボクは、
多分一生。

ボクを許せないけど。



『… 』

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